知識は使ってこそ技術になる 2

コンディショニング・ケア 道標 と ふくろうスポーツ館 での・・・
健康づくり&介護予防・介護リハビリ の 記録!

悪しき伝統 からの・・・ 反面教師。。

2013-01-19 22:29:30 | 社会・経済

月曜に降った雪が・・・ やっと落ち着いてきた感じがします。。(これが東京のいつもの残雪って感じ??)

それでも・・・

201301181140000 雪だるま3兄弟は・・・ 悲しそうですね。。

ここ数日、、ブログの話題にしていた・・・ “体罰” 事件 の総決算に、、、
1月13日の 東京新聞社会面朝刊 に載った 大好きな 桑田真澄氏 の手記を全文アップします。。

殴られ、愛情感じたことない

小学生の時、グラウンドで監督やコーチから殴られない日はなかった。
連帯責任が当たり前で、チームメートがミスををしても 『キャプテン来い』 と呼ばれて平手打ちをされたりお尻をバットでたたかれたりした。

殴られて愛情を感じた事は一度もない。 『おかしい』 と思ってきた。
体罰が嫌でグラウンド行きたくなかった。

体罰で力のある選手が野球嫌いになり、やめるのを見て来た。

子どもは仕返しをしない。

絶対服従だと思っているから体罰をする。

一番卑怯なやり方でスポーツをする資格はないと思う。

体罰をする指導者はたくさんいる。そうした人たちのほとんどが情熱家だが、熱意が空回りしてしまっている。

気持ちもわかる。

今、中学のチームで教えているが、ふざけて練習を一生懸命しない時は 『殴ったろかな』 と思う時もある。

でも殴って何が解決するのか。

体罰を受けた子どもは 『殴られないためにどうしたらよいか』 とその場しのぎの事を考えるだけだ。これではうまくならないし、自立心がなくなってしまう。

2009年に早稲田大学大学院に入学して、プロ野球選手と東京六大学の選手約550人アンケートした結果、中学や高校時代に 『指導者から体罰を受けたことがある』 と答えた選手が約半数いた。

われわれの時代に比べて 『こんなに少ないのか』 という印象だった。

驚いたのは、選手の8割以上が中学や高校での体罰について 『必要』 『時には必要』 と回答したことだ。
一定の成功を収めることが出来たからこそ、 『あの厳しい指導方法は良かった』 と思う事が出来るのだろう。

本来、スポーツにおいて乗り越えなくてはならないのは自分自身。

人から何かをされて強くなるものではない。スポーツには体力と技術力と精神力が必要なのであって、根性では勝てない。

指導者は子ども達がなぜうまくいかないのか、ともに悩んで欲しい。うまくいくためのヒントを与えるのが指導者だ。

道具も戦術も進化した。それなのに指導者だけは進歩せず、昔の指導法のままだ。

もっとスポーツの理論やコミュニケーションを勉強して、時代に合った指導方法に変えなくてはならない。

今回の体罰事件を機に、スポーツ界は変わっていくべきだ。

全くその通りだと思う。。

私も・・・

中学の時、、 あまり賢くなかったので、、、抜き打ち漢字テスト の結果で 国語教諭 に良く殴られた!

その教諭は・・・ 『いつか俺に感謝する時がくる!』 なんて シェーシェー と語っていたが、50近くなった今でも、、感謝 などした事がない!!

抜き打ちテスト の 罰 は・・・ 殴られるだけじゃなく、次の授業までに原稿用紙50枚(だったかな?)に漢字を書いてくること。。

お陰で・・・ 漢字は覚えたかも知れないが、、なるべく早く終らせる為に、、、書き順 などは無視で書きつづった!!

今でも “書き順” はわからない。。。  これが 『教育』 だろうか??

高校時代は・・・

柔道部で、“シゴキ&ヤキ” もちろん、、教師(顧問)からの 体罰 もあった。。

感謝すらない!!

唯一、、、、、 感謝する事があるとすれば、、 “反面教師” だった。。

だから・・・

俺も、、桑田氏の 手記に出てくる アンケート結果 は理解できないなぁ??

もし・・・ 体験者 が本当にそう思っているのなら、、この “体罰事件” は根深い!!

この、、スポーツ界 を変える 為に何かしなければいけない。。。