月曜に降った雪が・・・ やっと落ち着いてきた感じがします。。(これが東京のいつもの残雪って感じ??)
それでも・・・
ここ数日、、ブログの話題にしていた・・・ “体罰” 事件 の総決算に、、、
1月13日の 東京新聞社会面朝刊 に載った 大好きな 桑田真澄氏 の手記を全文アップします。。
殴られ、愛情感じたことない
小学生の時、グラウンドで監督やコーチから殴られない日はなかった。
連帯責任が当たり前で、チームメートがミスををしても 『キャプテン来い』 と呼ばれて平手打ちをされたりお尻をバットでたたかれたりした。
殴られて愛情を感じた事は一度もない。 『おかしい』 と思ってきた。
体罰が嫌でグラウンド行きたくなかった。
体罰で力のある選手が野球嫌いになり、やめるのを見て来た。
子どもは仕返しをしない。
絶対服従だと思っているから体罰をする。
一番卑怯なやり方でスポーツをする資格はないと思う。
体罰をする指導者はたくさんいる。そうした人たちのほとんどが情熱家だが、熱意が空回りしてしまっている。
気持ちもわかる。
今、中学のチームで教えているが、ふざけて練習を一生懸命しない時は 『殴ったろかな』 と思う時もある。
でも殴って何が解決するのか。
体罰を受けた子どもは 『殴られないためにどうしたらよいか』 とその場しのぎの事を考えるだけだ。これではうまくならないし、自立心がなくなってしまう。
2009年に早稲田大学大学院に入学して、プロ野球選手と東京六大学の選手約550人アンケートした結果、中学や高校時代に 『指導者から体罰を受けたことがある』 と答えた選手が約半数いた。
われわれの時代に比べて 『こんなに少ないのか』 という印象だった。
驚いたのは、選手の8割以上が中学や高校での体罰について 『必要』 『時には必要』 と回答したことだ。
一定の成功を収めることが出来たからこそ、 『あの厳しい指導方法は良かった』 と思う事が出来るのだろう。
本来、スポーツにおいて乗り越えなくてはならないのは自分自身。
人から何かをされて強くなるものではない。スポーツには体力と技術力と精神力が必要なのであって、根性では勝てない。
指導者は子ども達がなぜうまくいかないのか、ともに悩んで欲しい。うまくいくためのヒントを与えるのが指導者だ。
道具も戦術も進化した。それなのに指導者だけは進歩せず、昔の指導法のままだ。
もっとスポーツの理論やコミュニケーションを勉強して、時代に合った指導方法に変えなくてはならない。
今回の体罰事件を機に、スポーツ界は変わっていくべきだ。
全くその通りだと思う。。
私も・・・
中学の時、、 あまり賢くなかったので、、、抜き打ち漢字テスト の結果で 国語教諭 に良く殴られた!
その教諭は・・・ 『いつか俺に感謝する時がくる!』 なんて シェーシェー と語っていたが、50近くなった今でも、、感謝 などした事がない!!
抜き打ちテスト の 罰 は・・・ 殴られるだけじゃなく、次の授業までに原稿用紙50枚(だったかな?)に漢字を書いてくること。。
お陰で・・・ 漢字は覚えたかも知れないが、、なるべく早く終らせる為に、、、書き順 などは無視で書きつづった!!
今でも “書き順” はわからない。。。 これが 『教育』 だろうか??
高校時代は・・・
柔道部で、“シゴキ&ヤキ” もちろん、、教師(顧問)からの 体罰 もあった。。
感謝すらない!!
唯一、、、、、 感謝する事があるとすれば、、 “反面教師” だった。。
だから・・・
俺も、、桑田氏の 手記に出てくる アンケート結果 は理解できないなぁ??
もし・・・ 体験者 が本当にそう思っているのなら、、この “体罰事件” は根深い!!
この、、スポーツ界 を変える 為に何かしなければいけない。。。