トイチニッキ

旧ドイツニッキ
ドイツ駐在の日々から日本での小さな日々まで

海外で変化する日本のモノ達。

2010-10-21 14:52:09 | おうち
昨日会ったSさんのお宅は
ご主人好みのアジアンインテリア。
世界中に出張に行くご主人がアジア各国から土産を買ってきたり
アメリカ駐在していた時に中華街で買い揃えたそう。

それはなんというか・・・
この前遅ればせながら映画「SAYURI」を観た時にも思ったんだけど
「これが欧米人の“アジアのイメージ”なのね」って感じ。
中国っぽい家具の上に日本刀があったり(しかも本物!)
家の中のあちこちに仏像が鎮座していていたり。
ちょっと怖いわぁ~。

ドイツにあるアジアン雑貨屋でも沢山売られている仏像。
こんなの部屋に飾ってたら気味悪いというか落ち着かないと思うnaheだけど
外国人から見たら粋な置物なのかしら?
日本人がファッションで十字架のネックレスをしているようなもの!?



さてそんなご家庭なので
日本文化についても多少知識があり
加えて昨今のSUSHIブーム(※ここで言うSUSHIとは巻き寿司)
当然、寿司の話題も出たわけで。

Sさんの息子がSUSHIが好物だそうで
「何食べたい?」と聞けば必ず「SUSHI!」と答えるそう。
だけどSさんは自分では巻けないから
スーパーに買いに行くんだという話を聞いて

「自分で簡単に巻ける方法があるんだよ」と
手巻き寿司の説明をしようとしたら
「知ってる。ナントカカントカ(聞き取れない)木の形でしょ?」と。

????木の形????
木の形をした寿司?
なんのことかさっぱりわからず戸惑っていると
「これよこれ!」と見せてくれた。

あぁ~。木の形ではなく木の型ね~。

ってこれって押し寿司の型じゃん!!


アメリカの中華街で買ったというその寿司型。
裏には寿司の作り方が写真つきで載っている。

♪海苔を入れて
ご飯入れて
具を載せて
ギュッと押すと
美味しい太巻き完成よ
細い型なら細巻きよ♪

って具合に。


四角い太巻きかよっ!


10年ほど前に買ったけどまだ一度も使ってないらしい。
「使わないならくれ!押し寿司型が欲しいと思ってたんだ。」
と言いたかったが言えなかったnahe。
まだ会って2度目だし・・・。

「日本でもこれで作るの?」と聞かれたので
「作るけど海苔は使わないよ。これは変だよ」と言っておいた。
巻き寿司型はあるけれど、さすがに四角はないでしょう。

そもそも四角の型に海苔を入れた時点で
海苔が破けるような気がするんだが・・・。
本当にアレで作れるのだろうか?






コメント
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