トイチニッキ

旧ドイツニッキ
ドイツ駐在の日々から日本での小さな日々まで

ベルギーで食べる

2010-04-10 23:05:52 | おしょくじ
ベルギーといえばまずはワッフル!

何気なく入った店がかなりの人気店だったらしく
席につけずに待つこと20分。
やっとありつけた期待のワッフル。



michはイチゴアイスのせ。



naheはチョコアイス。
左の黄色いのはよくわからんリキュールソース。

生地がとってもサクサクしてる!
今まで日本で食べたワッフルといえば
「ワッフルとホットケーキってどう違うの?形?」
と疑問を持つようなフワフワ具合だったが
これは明らかにホットケーキとは違うもの。
うほぅ、美味い。

ちなみに翌日も翌々日も別のお店でワッフルを食べたが
ここのが一番美味しかった。
他のは噛むとジャリッというくらい生地に砂糖が入っていて
ちょっと甘すぎ。
ブリュッセルワッフルとリエージュワッフルの食べ比べもしてみたが
違うような変わらぬような????
生地のサクサク度が違うらしいのだが。



もうひとつ、ベルギーといえばムール貝でしょ!

初日の夕食をどこでとろうか
とりあえずレストランが立ち並ぶ通りに入ってみる。
するとすぐさま「Are you Japanese?」
客引きに捕まった。

「チョットマッテ!カイ、エビ、カニ、ナントカカントカ・・・
ヤスイヨ、イイセキアルヨ、ナントカコントカ・・・」
一生懸命日本語覚えたのね。
だけどこういう客引きにひっかかってボラれた経験のあるnaheは
二度と同じ過ちは繰り返さないわ。
「検討しまーす♪」
相手に通じない日本語で逃げる。
しかし逃げても逃げても次の店で「チョットマッテ!」また同じ事
・・・うざい、ここ。


なのでその通りで店を探すことはやめ、ビアレストランへ向かう。


そうそう、ベルギーの公用語はフランス語、オランダ語。
そして料理メニューは基本フランス語。
たまに英語やドイツ語を併記してある店もあったが
殆どフランス語オンリー。
ドイツでは時々「英語メニューの方がいい?」と聞いてくれるし
フランス語至上主義と聞いていたパリでは
「日本語メニューどうぞ」とまで言われたのに
ベルギーではいっさいそんな心遣いに出会わず
全くわからぬフランス語を睨んで料理を推測するばかりの
michnaheだったのだ。
それはそれで楽しいのだが。


そのビアレストランもフランス語オンリー。
二人で推理をめぐらす。

「これ、コロッケって読めない?」
「おぉ、読める!じゃそれにするー♪」
とmichが頼んだコロッケ(?)は



トーストサンドでした

「えええっ!トーストとかサンドイッチっていう項目は別にあったよね?」
「・・・オーダー間違いかなぁ?でもメニュー指差して注文したし。」
半信半疑で食べるmich。
納得いかないので翌日も同じ店で同じメニューを注文してやると言ってたけれど
結局それは実行せず。




で、話は戻って、ベルギーといえばムール貝でしょ。

翌日ブリュージュでのランチに食べましたよ。
昼から豪勢にコース料理で。



michのメインディッシュ。
同じようなスープの小ぶりなのがnaheの前菜。
クラムチャウダーのような味でとても美味しかった。



naheのは白身魚のワイン蒸しだったか。
これはドイツでも食べられるなぁと思ってしまった。

周りはやっぱり名物ムール貝蒸しを頼んでいる人が多い。
20cmくらいの鍋に山盛り入ったムール貝。
それほど貝好きではないmichnaheは
あれを頼んだら多分半分で飽きてきて、
全部食べた暁には3年くらいムール貝を見るのも嫌になるだろうと思う。
スープだけで満足、満足。




で、シーフードももう堪能したのでその日の晩は肉。
昨日とは違うビアレストランでベルギー料理というカテゴリーから選ぶ。



michが頼んだものはハンバーグのトマトソースがけみたいなもの。
michいわく「普通。きっとベルギーの家庭料理だろう。」とのこと。



naheはウサギ。
ウサギはドイツでも食べられるが
このデミグラスソースみたいなのは今までない味。
これはレストランの味だわ。



こうしてベルギーの食を堪能。
ほら、うちら食よりも飲みがメインですから!
ビールについてはまた今度。


ゲントの町並み

2010-04-08 12:32:17 | おでかけ:まち
ブリュージュに行ったその日、
予定ではアントワープまで足を伸ばすつもりだったが
購入した切符の使い勝手が悪くて面倒になり取りやめ。
しかしそのままブリュッセルに戻るのは悔しいわ、ということで
急遽ゲントで途中下車。

手持ちのガイドブックには2P分だけゲントの紹介。
しかも地図なし。
仕方ないのでガイドブックの写真を見せて
「ここへ行きたいんだけど」とトラムの乗り方を教えてもらう。


ところがこのゲント、ただいま大規模道路工事中。
トラムの運行経路も変わっているらしく
「ここで降りろ」と言われても目当ての建物は見つからない。
とにかく高い塔はどこ?上を向いてキョロキョロ歩く。


やっと見つけた鐘楼。
これも世界遺産だって。



この辺り一帯が大きな広場になっていて
観光の目玉が集まっているのだが
なんと、この広場も工事中。
舗装が全てはがされ、連日の雨で道はドロドロ。
この近くにあると思われる観光案内所を捜し求め
ネチャネチャになりつつ広場を何度も往復。
結局この鐘楼の地下にあったわ



やっと地図を入手し、
(ええ、決して本屋で買ったりしませんよ。けちんぼですから。)
市内をちょっとだけ散策。

だけどどこもかしこも工事だらけ。
18時を過ぎ、店も閉まってきたのでもう帰ることに。
なんだか酷い時期に来ちゃったなぁ~。
二人ともテンション


そのせいかゲントの絵葉書を買うのを忘れたmich。
彼は旅行で訪れた都市の絵葉書を必ず買い、
思い出を形に残しておきたい男なのだ。

なので買い忘れたという事実は
彼にとってはちょっとショックだったらしく
「ゲントには行かなかったことにする」とまで言い出した。


michさん、確かにあなたはゲントに行きましたよ♪
ほら、こうやって写真も残ってますし。




ゲント、大して興味をひく名所はなかったが
あの大広場の全部剥がされた石畳は一体どんなものだったのか?
完成するのはいったいいつなのか?
それはひとつひとつ石を敷き詰めていくのか?
その石は今まで広場に敷いていたものなのか?
それだけが気になるところ。
何年後かにリベンジするのかなぁ??


ブルージュの町並み

2010-04-07 18:25:45 | おでかけ:まち
2日目はブルージュへ。


駅から市街地へ歩く道。



もうすでに美しい。
家も石、道も石。




マルクト広場。
ブリュッセルより可愛げがあって、naheは好きよ。



市庁舎。



観光名物は運河遊覧。
午前中は強い雨だったので乗るのをためらい
お昼を食べた後に晴れてたら乗ろうと決意。



で、乗った。
フランス語?英語?スペイン語?
何カ国語かのガイドアナウンスが流れるも
まったく聞き取れないnaheはぼんやり景色を眺めるだけ。
本当に綺麗な街だなぁ。



花見もできちゃった。





世界遺産の鐘楼。
ガイドブックには15分毎に美しい音の鐘がなると書いていたが
ブリュージュにいた約6時間のうち
一度も聞こえなかったのはうちらだけ??



ブリュッセルの街並み

2010-04-06 23:12:31 | おでかけ:まち
イースター4連休はベルギー・ルクセンブルクの旅へ。

まずはベルギーの首都ブリュッセル。

ドイツから電車で行ってまず地下鉄に乗ったのだが
驚くのはまず人種の多さ。
世界各国から来ている観光客は無論、
働いている人、市民であろうと思われる人も様々。
パリよりも黒人がいるんじゃないか?


ともかく観光名所をまわっていこう。




これが本家の小便小僧。
意外と小柄。
柵にさえぎられて近づくことは不可能。
みんな柵の隙間から写真を撮りまくり。





グラン・プラス
この広場の4面全てがこんな建物。
ゴシックゴシック、ゴテゴテ、デコデコ。
こ、濃いぃ~

世界一美しい広場と言われているらしいけど
ハチミツと砂糖たっぷりのワッフルに
バニラアイスのチョコがけ+生クリーム添えをダブルで!
ってくらいクドイわ。
もう見るだけでお腹いっぱい。



だけど夜も来ちゃった。
美しい市庁舎。



ブリュッセルは観光の街ね。
チョコレート屋とレース屋とワッフル屋がやたら多い。
祝日だろうが夜9時過ぎだろうがまだ開いているのもうれしい。




そんなレース屋のショーウインドーでレースを編むご婦人。




目が怖いっすよ
なんか悪い顔になってますよ。
怨念も一緒に編みこんでいるのでしょうか?





引っ越しました

2010-04-01 15:01:05 | おうち
やっと引越しが終了。
荷物も昨日届いて3週間ぶりにベッドで就寝。
あぁ~、こんな柔らかかったっけ?うちのベッド。
床に煎餅布団でガチガチになった身体には
ものすごーく気持ちいい。

新居の住み心地はまあまあ。
お湯の出が悪いのは難点。
TVは見られなくなったけど、ラジオの入りはいい感じ。
屋根裏階なので天窓が多くて
昼間はとても明るい。
見晴らしもよくって、
ただ、良すぎて・・・




グルグルの群集がぁっ

苦手なくせに見てしまうnahe。
こんな写真まで撮ってさ、あぁ苦しい。


話をずらそう。
残念ながらシステムキッチンはまだ未到着。
そう、ドイツの住居は基本流し台がついていないのだ。
一家に一台マイキッチン?
引越しする時は流し台も持っていくとか。

前回も今回もキッチンはなく
大家さんが業者と相談して品物を決め
「これにするから」と報告され
うちらはその料金を家賃に含めて大家に支払う。
金を出すのだから口も出させろと思う所もあるが
システムがよくわからないので流れにまかせよう。

ともかくキッチンが到着する3週間後までは
業者が置いていった
小汚い流し台とコンロでやりすごさなければならない。
俄然料理する気なくなったわ。
(元々モチベーションはかなり低め)



部屋の中はまだ段ボールの山。
片付けなければならないけれど
なんせキッチンがそんな状態なので
食材や食器を全部出すわけにもいかず
どこから手をつけようか思案しながら
こんなブログを作っているわけで



それでも明日から4連休♪
連休中に片付けちゃう?
いやいやいや、現実逃避ですよ、旅行行っちゃいますよ!
今度はベルギービールの旅ですよ


元来旅行に出る前は家の中を綺麗にしておく習慣があるnahe。
疲れて帰ってきて汚い家を見たくないとか
旅行の片付け+家の片付けなんてしたくないとか
旅先で死んで他人に家の中に入られても大丈夫なようにとか
理由はいろいろあるのだが
そもそも毎日綺麗にしとけって話だが

ともかく出発の前はすっきり綺麗な部屋にしたい私にとっては
今回の旅はヒジョーにイカンではありますが

止むを得ませんな。
段ボールもインテリアの一部ということで考えよう。



さぁ、そろそろ動くかな。
まずは洗濯の山から崩していくか。

ちなみに今回も洗濯機は地下。
地下と3F(日本式)の部屋の行き来は階段。

し、しんどい・・・

これがダイエットにつながればよいのだが。