トイチニッキ

旧ドイツニッキ
ドイツ駐在の日々から日本での小さな日々まで

城攻め ~古城ホテル編~

2010-08-02 23:52:32 | おでかけ:おしろ
先日の日曜はnaheの誕生日だった。
36日前のmichの誕生日には、naheは彼の為に好物をこしらえ
サプライズのプレゼントを用意したというのに、
最近仕事でテンパっているmichといったら
naheを祝う方法なんて考えたくもないと言う。
だったら自分で祝ってやるよ!と勝手に夢の古城ホテルを予約した。


ネットで検索し、建物の見かけだけで選んだホテル。




Burghotel-Schönburg


まさに「城!」といった感じの城である。



むふふ、nahe好みの壁。




下に広がる景色はライン川とOberweselの街。



予約を入れたのが遅かったので
一番安い小さな部屋しか空いていないといわれたのだが




きゃぁぁぁッ室内も「お城」だわ~。
頭の部分しかないけれど天蓋ベッドよ



バスルームもアンティークな雰囲気いっぱい。
素敵ぃ~
もうテンションあがりまくり。



なんてったって普段泊まるホテルの倍のお値段だもの。
古本がいっぱい詰まった本棚の上には
こんなアメニティグッズが。
水色の紙にはこの城の歴史や地図が載っている。
瓶の中の飲み物は古酒グラッパ?これは不味かった。
初めてヨーロッパでスリッパつきのホテルに泊まれて大感激





食事も豪華にフルコース。
綺麗な景色を眺めながら、かなり時間をかけて楽しみ
もうすっかり気分は優雅な貴族


だけど優雅になりすぎてmichはデザートが来る前にもうおねむ。
わざわざ持ってきた仕事もすることなく
せっかく持ってきたウイスキーを飲むこともなく
あっという間に寝てしまった。


仕方がないのでnaheもベッドへ。
しかしこの夜、naheは殆ど眠れなかった。
このホテルは山の上にあるのだが、麓を走る電車の音がかなり響くのである。
しかもライン川の両岸に線路があるもんだから
さらに夜中だと貨物列車も走っているみたいで
結構頻繁に聞こえるのである。
部屋の窓からもライン川が見えるのがこのホテルの売りだが
この騒音は盲点だった。

まぁ、全く気にせずぐうぐう眠れるmichみたいな人もいるわけだし
もうひとつnaheが眠れなくなった理由もあったので
大きなマイナスにはしないでおこう。


朝食は普通のビジネスホテルと同じようなメニューだったが
それなりに美味しかった。

一度は泊まってみたかった古城ホテル。
充分に満足できた。
いい誕生日になった。


自分、Good job