雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

悪目立ち。

2009-07-05 13:49:00 | …and so on
宮崎県知事の某という人はこんなに馬鹿だったのかと改めて思いました。今日も「(自分が提示した)条件を呑めば自民党は勝つ」とのたまったらしい。何だか、聞いていてどんどんムカついてくるのは何故でしょう。よしんば、それで自民党に投票する人が出てくるとしても、それは、昔、某野党が大挙して立てたマドンナ候補なるものと一緒で、その後そーゆー人々がどうなったのかは誰も知らないという悲しい末路を辿るわけです。あるいは「小泉チルドレン」も同じことですよね。父親たる小泉さんはとっとと政界を引退して、あとは息子がその地盤を継ぐ。残ったチルドレンの皆さまは右往左往していらっしゃるらしいですね。最年少で党事務局の職員だった某議員センセイは、父親がいないと何もできない息子よろしく、次の選挙には出馬なさらないとか。いい悪いはともかくとして、ある意味賢明な判断ではあると思います。結局、ノリで当選しても、議員として何をしたかというのが全く見えてこなければ、選挙民にそっぽを向かれるのは必定かと。

前にも書いたとおり、首相が国民に全く不人気で頭を抱えている自民党が、TVにうろちょろ出ていてタレントとしての知名度はそれなりにある人を人寄せパンダに使いたいだけなのが見え見えなのです。タレントとしての知名度と、政治家としての手腕というのは、当たり前のことですが全く別物なのだと思います。それを勘違いした某宮崎県知事は、総裁候補にしろなどという意味不明なことを条件に、自分を選んでくれた県民への義務も果たさないまま国政への色気を前面に押し出している。地方分権のために、自分が国会議員になって皆さんへの恩返しをとか何とかおっしゃっているらしいですが、そもそも地方分権とは何ぞやというところをご存じなのかどうかも甚だ疑わしい。個人的には、彼が代議士になったとしても、相変わらずバラエティ番組にうろちょろしてるのが関の山なんじゃないかと思ってしまう。

政治家って、そんなに軽い商売じゃないはずだと思うんですけどね。国会議員ともなれば、ご本人たちにどこまで自覚があるのかは謎ですが、1億2千万人の国民の生活がかかっているわけです。県知事にしても都議会議員にしても、自分に投票してくれた、くれないは置いておいても、その地域の住民の生活のためにしなければならないことはたくさんあると思う。TVで名前が売れているというだけで選挙に勝ってしまうようなこの国は、やはりどこかおかしいような気がします。情けは人のためならず、ではないですが、結局は一人ひとりの選挙民が責任を持って選んでいくしかないんですけどね。大阪府知事もそうですが、何だか勘違いしていませんか?と思うような人々が増えてしまいました。知事になった途端、自民党をお辞めになるらしい千葉県知事とかね。でも、その他のフツー(?)の知事さんたちはもっと地道に仕事をしてらっしゃると思いたい。変てこな人々が悪目立ちするのは、ある意味、仕方のないことなのかもしれません。