雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

失言癖。

2009-07-26 12:36:47 | …and so on
この国の首相が、また要らんことを言って釈明に追われているらしいですね。「高齢者は働くしか才能がない」って、この時期に何を意図してこんなことを言ったのか理解に苦しみます。ご自分も、確か高齢者にカテゴライズされると思うのですが、この場合の高齢者に自分を含んでいるとは思えません。今や働く世代は完全に首相を見限っていると思われ、与党は高齢者の皆さまの支持に頼らざるを得ないと思われるわけで。そういうシロートにも分かるようなことを、この国の首相がお分かりにならなはずはないと思うんですが

昨日からフジテレビの26時間テレビを見るともなく見ているのですが、途中で自民党のTV-CMが何度か流れました。普通、この手のCMでは党の顔である代表を中心に作っていることが多いと思うのだけど、昨日流れていたCMに首相は影も形もありませんでした。党のCMで党の代表のメッセージも何もないというのはかなり奇異な感じでした。まあ、今あの顔で政策を実行するとか言われても、結構、拒否反応が強い気はしますけどね。ご本人に決して悪気があるわけではないと思うし、周囲の方々も発言に注意するように、それこそ耳にタコができるぐらい言い続けているとは思うのだけど、お坊ちゃまの失言癖は全く治らないみたいです。

今日の東京はものすごくいいお天気で、とても暑いのですが、相変わらず九州北部は大雨が降っているようです。首相が被害地を視察しようとしたらしいのですが、天候が一向に好転しないために取り止めになったとのこと。考えようによっては、この状況の首相はむやみに動かず、どこにも出かけず、東京にじっとしていてくれることが一番の選挙応援になるのかもしれません。ついでに、講演会のお誘いなどがあっても断った方が、自民党のためになるのかもしれませんね。マスコミにぶら下がられても必要最小限のことにしか答えないとか。それにしても、そういう人物が首相になっているこの国に明るい将来はあるんでしょうか。ワタクシの気持ち的には結構暗いのですが。