雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

完璧主義(?)。

2009-07-15 21:04:35 | works
仕事だけが人生の全てではないということは分かっているのですが、気がつくと仕事しか残っていない人生になりつつある昨今のワタクシ。今日も悲しいぐらいに仕事が山積していて、どこか手を抜けるところがないかと、そればかりを考えていました。こういう現実逃避モードは、同じ現実逃避でも心は南の島…というパターンより切羽詰っていることが多いわけです。実際、かなり仕事が切羽詰ってきていて、どこにこの会議を詰め込もうかという類のことだらけなのです。偉い方々が異動で変わってしまうので、挨拶回りとか事務所の事業説明とかその他もろもろ。で、その間を縫うように組織防衛の資料を作らなければなりません。資料を作るためのヒアリングもしなければならないし、そのためには自分も勉強しなければならない。もちろん、忙しいからといって日々の雑用を他の誰かが代わってくれるわけではないし、逆に、お子さまが夏休みになると事務所から人が少なくなるわけで。

同僚が夏休みの予定を入れているのを横目に、今年は5日間の夏休みを消化できるんだろうか…と悲しくなります。今からやろうとしている仕事も、どっちに転ぶにせよ最後には何とかなってしまうことだけは分かるのですが、そこまでの道程が、今のところ全く見えなくて不安になっているみたいです。短気なわりに小心者のワタクシは、どうも、ゴールまで完璧に頑張らなくちゃいけないと思い込んでしまうところがある。フルマラソンの距離を短距離の速度で走らないといけないとか。そんなことができるわけはないのです。ワタクシは両親揃ってB型の生粋のB型なので、完璧主義には縁がないはずなのですが、ヘンなところで頑張ろうとしてしまうクセがある。別に、ワタクシの仕事なんて伝言ゲームのごく一部に過ぎないわけで、上司だっているんだから、気負わずに淡々と日々の仕事をこなしていけばいいはずなんですけどね。

今日も歩くたびにあちこちで呼び止められ、何だかんだと雑用を仰せつかり、ヨレヨレになって1日が終わってしまいました。担当が違うとか言ってる場合ではなくて、頼まれたら嫌とは言えない性格が災いしているのです。ワタクシが切羽詰った時の現実逃避的妄想で一番頻度が多いのは、地下の資料室(もちろんそんなものはないのですが)にパソコンだけ持って篭らせてくれ、というものです。昼間は雑用に追われてしまうので、結局、他の方々が帰った後じゃないと、落ち着いて自分の仕事ができない。事務作業自体は嫌いではないし、資料だけ作っていればいいような環境だったら、B型の本領発揮とばかりに集中できると思うのですが、世の中はそんなに甘くはありません。「3連休は子供と一緒にキャンプだから、火曜日はお疲れ休みをいただきますね~。」とにこやかに話す同僚を見ると、一体自分は何をやってるんだろうと思ってしまいます。はぁー。気がつくと仕事しか残っていない人生は、仕事を辞めるまでには何とか返上したいと切に願う今日この頃ではあります。