雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

メンテナンス。

2009-07-06 20:43:23 | …and so on
東京は、ジメジメと梅雨らしい毎日が続いております。沖縄や奄美大島までは梅雨が明けたそうですが、こちらはまだまだ梅雨空です。1回だけ、いわゆるゲリラ豪雨がありましたが、そのほかは至ってフツーの梅雨のような気がします。傘を差して通勤するのが嫌いなワタクシですが、今朝も、自宅の最寄り駅ではかろうじて降っていなかったけれど、カイシャの最寄り駅に着いたときには降り始めてしまいました。今日は、雨にも風にも人にも弱い中央線が車両点検とかで遅れており、ワタクシが降りる地下鉄の駅は振り替え輸送に殺到する人々で、何事と思うぐらいごった返していました。月曜日の雨の朝、電車が事故って動かないぐらいげんなりすることはないですよね。先々週の月曜日にワタクシも同じ目に遭って、その日は仕事をする気にならなかったので、中央線通勤の皆さまの心中お察し申し上げます。

それにしても、人身事故で電車が止まるのは、勘弁してくれと思いつつも、まだ仕方ないとは思うのです。少なくとも鉄道事業者には罪はないわけです。どちらかというと、飛び込んじゃった人及びその家族に損害賠償ができるぐらいの被害者ではある。ところが、今朝みたいに車両点検してるから電車が止まっちゃいました…というのは、鉄道事業者が前もって根性を入れて点検していれば未然に防げることも多いのではないでしょうか。特にわけの分からない遅れが多い中央線などは、メンテナンス部隊にもうちょっと人手を割いたらどうよ?と思ってしまいます。JRにはお金がないのは分かります。が、中央線とか山手線って、雨にも負けず風にも負けずじっと歯を食いしばって通勤電車に乗っている勤労者の皆さまのおかげで、JRとしては本当に貴重な黒字路線になっているんじゃなかったでしたっけ。電車がどんなに混んでも誰も文句を言わずに乗っているのだから、せめてもの恩返し(?)にメンテナンスを充実してもいいのではと思います。

月曜日というのは、それでなくても勤労意欲は著しく低下しているわけです。ジメジメと蒸し暑く、雨が降っている日ならなおさら。せめて、電車ぐらいは定刻どおりに動いて欲しいもの。実は、ワタクシの乗る私鉄も今日は5分ぐらい遅れておりました。5分ぐらいなら目くじら立てて怒るほどではないのですが、やっぱり鉄道事業者側も月曜日の朝は勤労意欲が低下しているのでしょうか。でも、鉄道などは一つの気のゆるみが大惨事を引き起こすことだってありうる。メンテナンス部隊をケチっている場合じゃないと思うのです。今日だって、他の事業者が好意で振り替え輸送をしてくれるわけでは決してない。後でどーんと輸送料金を請求されるはずで、それに比べたら、常日頃からきちんとメンテナンスをするほうが安全だし、費用対効果もいいんじゃないかと思います。要らないCMなどにかけるお金があるのなら、もっときちんとメンテナンスをして欲しいものです。