雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

悲しい知らせ。

2010-02-08 20:55:13 | …and so on
今日の午後、ワタクシの同期の友人から「同僚が亡くなった」というメールが飛び込んできました。亡くなられた同僚は、確かワタクシと同い年だったと記憶していたので、幾重にも衝撃的でした。ワタクシ自身は、その方とは顔を合わせると挨拶をする程度しか存じ上げなかったのですが、同期の友人やその他大勢の女子が訃報を聞いて泣き崩れたとのこと。どんな場面においてもしゃしゃり出るようなタイプの人ではなく、控えめながらいつも温厚でニコニコ笑顔を絶やさない女性だったので、誰からも慕われていたのだと思います。ワタクシの記憶を辿ってみても、その方に関しては笑顔しか思い浮かばないのです。今のワタクシは、その方や同期女子たちとは違う系列の事業所にいるので、彼女が1年近く闘病生活を送っていたなどとは夢にも思わずにいました。入退院を繰り返しながらも、秋には職場に復帰できるところまで回復していたのだそうです。うちのカイシャは、系列が異なると全く違うカイシャに等しいので、今の事業所にいる限り、残念ながらそういう情報は全く聞こえてきませんでした。

ワタクシの昔の記憶に間違いなければ、彼女はお母さまと二人暮らしだったはずです。すぐに回章通知が回ってきたのですが、喪主がお母さまになっていたのには胸が痛みました。どんな場合であれ人が亡くなるのは悲しいことではありますが、いわゆる「逆縁」だといっそうつらさが増してきます。ワタクシも過去に何度か逆縁で亡くなってしまった方に遭遇しましたが、残された親御さんの気持ちは如何ばかりかと思うと、お悔やみの言葉が空回りしそうな気がして仕方ない時があります。お通夜や告別式に参列しても、黙って頭を下げるしか手がないというか。今回の彼女は今日の早朝に亡くなられたらしいのですが、お通夜が12日、告別式が13日になっていました。途中で友引は入りますが、告別式を土曜日にされたのは、たくさんの職場の友人たちに見送ってほしいというお母さまのご希望もあったのではないか…と勝手に推測しております。病名など詳しいことは分かりませんが、きっと温厚で優しかった彼女のことゆえ、闘病生活も必死に頑張っていたのだと思います。ここ数日の寒さで、その頑張りも力尽きてしまったのではないかと。

Yさん、お疲れさまでした。ゆっくりお休みくださいね。
ご冥福を心からお祈り申し上げます。