雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

果報は寝て待つ。

2010-02-20 14:12:59 | works
今日の東京はめっきりと春めいてきて、今週、平日の寒さは一体なんだったのだろうと思うようなポカポカ陽気になりました。午前中、用があって出かけていたのですが、タートルネックのセーターにダウンコートといういでたちでは、ちょっと汗ばむぐらいになっております。来週はいいお天気が続くという週間天気予報を見た気がするので、そろそろ早春という言葉を使ってもおかしくない日和になるのかなぁと思っております。何せ、再来週には3月に入ってしまうわけで、1年の6分の1が終わろうとしていることに昨日気がつき、しばし呆然としてしまったのでした。1月=往ぬる、2月=逃げる、3月=去るといいますが、確かに年明けから3ヶ月というのはいつにも増して時間が過ぎるのが早い気がします。ワタクシの仕事はどちらかというと年度単位で回っていく仕事なので、年度末までに片付けなければならないことも多かったりします。年度末・年度初めは、毎度のことながら普段「陰日向なく働かない」ワタクシでも、それなりに超過勤務などというものも出てくるわけです。年を取るにつれ、超過勤務をすると翌日の疲労感が増してきました。時間外まで終わらない仕事は若い方々にお任せしたいと思ってはいるのですが。

一昨日休暇をいただいてボケーッと家で過ごしたわけですが、昨日あさいちでメールボックスを開けたら、資料提出依頼のメールが嫌がらせかと思うぐらいにきていました。もちろん、それらの依頼メールは嫌がらせでも何でもなく、そろそろそーゆー時期に突入したということではあるのです。これから2ヶ月ぐらいは本社から資料作成のオーダーがどんどん入っていき、4月の人事異動関連の事務作業も増え、それら一連の業務が落ち着いた頃にはゴールデンウィークになっているという筋書きになります。今年は寒さが厳しかったせいで桜の開花も遅れるらしいですが、いずれにしろ、ワタクシの周囲では、その頃は夜桜を眺めながら家路に着く人々が格段に増えることになります。4月の人事異動は、ワタクシたちヒラヒラ社員にとっては年に1度の大イベントではあります。「ひとごと」と書いて人事と読むわけで、こればかりは蓋を開けてみないと結果が分からないのですが、今のこの時期は幹部の皆さまが駒を回すのに暗躍していらっしゃるわけです。「それは要らない、これは欲しい」という密談が幹部間で繰り広げられているのですが、下々には結果しか分からない。ひょっとしたら自分だって「要らないから外に出す」要員になっているかもしれません。結果発表は3月の最後の週なので、果報は寝て待つ心境の今日この頃ではあります。