雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

時速145km。

2010-02-21 13:57:31 | …and so on
ここのところややお疲れ気味のワタクシは、本を読む気力がなかなか湧いてきません。本を読む気力にかなりムラがあり、今はちょっとお休み中という感じです。一応、デボラ・クロンビーの「警視の孤独」を買ってきてはいるのですが、600ページ近い分厚い文庫本なので根性がないと読み通せません。デボラ・クロンビーのキンケイド警視シリーズは、ロンドンが舞台のミステリーです。キンケイド警視と部下のジェマのコンビが事件を解決するという形を取っています。で、この2人の恋の行方も気になる…というシリーズで、600ページ近い分厚さなのに決して上・下巻の体裁を取らないというのが特徴的ではあります。この分厚さなら上・下巻にしてもらったほうが持ち運びには便利だとは思うのですが、版権の関係とかの大人の事情(?)なのかもしれません。個人的には、ここまで分厚い本をバッグに入れて持ち歩く気にはならないので、本を読む根性が出てきたら、家でぼちぼち読もうと思っております。

それで…というわけでもないのですが、暇があるとNHK-BS1でオリンピック中継を見ております。アルペン種目が見たいなぁと思っているのですが、時間がうまく合わずになかなか見れていません。その代わり、今回はそり種目(リュージュ・スケルトン・ボブスレー)を見る機会が多いかもしれません。普段、日本でこれらの種目がTVで放送されることはあまりないので、すごいなぁと感心しながら見ている次第。昨日はスケルトン男子決勝を見ていたのですが、そりと身体一つで時速145km近くのスピードを出さないと上位に残れないとのこと。車に乗っていても時速120kmを超えると怖いなぁと感じるわけで、それを、そりで身体を保護するものが何もない状態で時速145kmのスピードを体感している人々なのです。昨日は日本選手団最年長、45歳の越選手も20位になりました。試合後、引退表明をなさったようですが、今まで本当にお疲れさまでしたと心からの拍手を送りたいと思いました。開会前の練習で選手が1人亡くなられたぐらい、一歩間違えば非常に危険な種目であることは間違いない。今は、男子のボブスレーが放送されています。日本人も外国人の方々も頑張ってくださいませ。