雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

ドン引き。

2010-02-15 21:08:56 | works
東京は1日おきに気温が乱高下しております。先週の土曜日ほどではないにせよ、お昼前後から冷たい雨の降る寒い1日となりました。今日はあさいちで、先々週240ページの大力作資料を配布するようにオーダーがあったおぢさん担当の会議がありました。ところがというか案の定というか、テキストだけで図も写真も何にもない240ページの資料を読む時間が他の人にあったとは思えず、会議に招集されたメンバーから続々と欠席のメールが入ってきました。他の業務でどうしても会議に出られなくなった云々。結局、30人ぐらいのメンバーの予定だったのが11人しか集まらない羽目に。しかも、そのうち5人はおぢさんのセクションの人々だし、所長、ワタクシの上司、ワタクシは事務局なので有無も言えずに。なので、実質3人しか集まっていないのです。その3人中、おぢさんのオーダーどおり事前に資料を読んできたのは1人だけという、泣いたらいいのか笑ったらいいのかという状況になってしまいました。上司とワタクシは、先週仕事の合間にちょこちょこ拾い読みをしてはいたのですが、テキストだけで240ページというのは本当に厳しいものがありました。

おぢさんの今の事業に対する熱意だけは充分に分かるのですが、10日近く前に240ページの資料を事前配布され、しかも必ず事前に読んでこいといわれると、みんながドン引きするのは致し方ないことだと思います。ワタクシだって、自分が事務局じゃなかったら他の仕事をしているほうが効率的だと思うわけです。人は減るけど仕事は増えるという昨今、何が悲しくて「○○事業の将来について」という、まるでどこかの学会に提出された論文のような資料を読まなければいけないのか、甚だ謎なのです。ワタクシ、自慢じゃありませんが240ページの小説なら2時間半もあれば読める自信はあります。しかし、技術職のおぢさんの専門用語と根拠法令だらけのテキストは、同じ日本語だとは到底思えないほど、脳が頭の中に文字が入ってくることを拒否するのですよ。先週、上司と2人で「読みました?」「まだ」という会話を何度繰り返したことか。事務局でさえこの有様なので、他の会議メンバーは推して知るべしです。おぢさんが頑張れば頑張るほど、みんながドン引きしていくだろうことはある程度予測はついたのですが。メンバーの過半数以上が欠席でも、会議は粛々と進行されました。ってか、それって本当に必要な会議なのかという素朴な疑問は最後まで消えませんでした。