雛祭りのお飾りに分葱(わけぎ)とハマグリを飾る地域がある。
香川県の東部地域など。
料理も分葱とハマグリのヌタがだされる。
時期のものと言うこともあるが旧暦ならば丁度良いか
新暦では露地では分葱が成長しきっていない。成長するには4月まで掛かる。
何故、分葱なのか、分葱は一球植える12球の大株になる。よく増える。子孫繁栄を願ったものだ。分かれるネギと書くがネギとは違う。夏場の三ヶ月は葉が枯れて休眠する。ラッキョや浅葱(あさつき)と似ている。
ハマグリは二枚貝で身が堅く閉じ貞操を意味する。ハマグリは女性自身を指す意味もある。ハマグリは貝合わせという遊びがあるように同じ貝でないと合わない。夫婦和合の意味もあり一生添え遂げる意味もある。
嫁入道具に貝桶(貝合わせ)を持参させた。一年の花、季節の風景を描いたものや枕絵などもある。
こんな雛祭りの行事も女性は貞淑で多産な女に育つようにと厳しいものだ。
独身の時に恋愛は沢山するが結婚はしない人が増え、結婚しても 異性と恋愛(不倫)する人が増えている現代,