介護施設で気付いたこと
私は要介護3でディサービスに通っている。
病院や介護施設にかよえば、飛躍的によくなると思うのは妄想で、私のような難病を抱えた老人は現状維持ができれば合格。齢とともに悪くなっていくのが現実。
私のレベルだと老人ホームで世話になるのが良いが自分の家がよい。
夫婦が分かれて住むと余計な金も掛かる。老後資金には手は付けたくない。
なんとしても最後まで夫婦で暮らしたい。ネットが見える環境で暮らしたい。自分の家で子や孫と食事したい。
みんなこんな思いで介護施設通いをしていると思う。
介護施設で気付いた事がある。
- 男性は綺麗にヒゲを剃っている。
歳を取ると男は無精してヒゲを剃らなかったり服を着替えなかったりする。
片麻痺の人は服も自分で着られない。
この時代にマスクをしないのは数人いるが。ヒゲは剃っている。
同居して人がいるのかと思う。確認すると三世代同居や夫婦、娘と同居が多い。
要介護者は誰かの世話にならないと自宅では暮らせない。
- 送迎の親の世話は息子がしている事が多い。
舅、姑の世話は嫁がやる時代でない。子供が自分の親を面倒みている。息子と云ってもリタイア世代
- 脳梗塞で片麻痺になり言語に障害があっても将棋ができ昔の歌は覚えている。
片麻痺同士で将棋をする。駒の並び駒の動きも難しいのにゲームとして成立している。
歌も唱歌や若い頃の流行った曲は歌詞を覚えている。
- 家に籠ると声がでなくなった。顔も目も舌も筋肉で動かしている。独り家にいると全く男はしゃべらない。活舌が悪く聞き取れないと言われた。
人との会話や発声の介護施設通いは役に立っていると思う。老人もメリハリのある暮らしがいる。