C5717が客車を牽引し日豊線の延岡の北を走行。
平地を軽快に走っているので煙はでない。暖かい時期か蒸気も見えない。
蒸気機関車が黑い煙を吐くのは燃料量に対して空気(酸素)の量が少ないからだ。
黒煙の出るのは発車の時と坂道を登る時だ。
蒸気機関車には送風ファンは付いていない。
ピストンシリンダーを押した蒸気の排気を煙突の下から噴出して煙を追出す。
発車の時はゆっくり動くので燃料に対して空気が不足する。
坂道は馬力が必要なので燃料を多目に投入する。燃料過多とスピードが減速するので酸素の量が足りずに黒煙が出る。
今は大気汚染の基準が厳しく、SLは許されない。
山口線やイベントのSL運転は県の認可を受けていると思う。
黒煙を抑える運転をしていると思う。
伯備線豪渓 D51重連の黒煙