懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

台風の功罪

2018年07月30日 | 日記
台風の功罪

台風12号は本州を横断して西日本豪雨の被災地を再度襲うではと懸念されたが大きな被害は出なかった。雨量も30mm以下で風の被害も無かった。
伊豆や東海から三重、神戸あたりまで雨風の被害もあったが岡山は被害もなかったと思う。

なぜ被害が少なかったか考えてみる。12号はまだ南九州で停滞して海水も高いので豪雨になっている。

1.今回の台風は逆走台風で海上を逆走したのはあったが陸上を700kmも横断したのは知らない。陸上を走行したので海水の水蒸気エネルギーが供給されなかったので雨量も抑えられた。
2.夏場の台風は迷走しスピードが遅く何日も雨が続くが今回は35km/hの速度で三時間で通過したので降水も少なかった。
3.台風は低気圧や前線、水蒸気団を引き連れてくるが今回は太平洋の真ん中でできて量も少なかったのでは。台風7号は東南アジアの雨季の雨雲を引き連れて来たので通過後に西日本豪雨を発生させた。数年前に東北に初めて台風が上陸した時も台風通後も線状降水帯が掛かり続け岩手で大きな災害になった。

台風は被害の巨大さからマイナスイメージばかりだが物にはマイナス面もあればプラス面もある。
どんなプラス面があるか
1.台風は海水を真水に変える魔法使い 今回の雨で関東地方は渇水から救われたのでは。山の木々も雨が降り生き返ったし野菜の栽培も天水で生き生きしている。この雨水を東南アジアからタンカーで買えば大変な金 台風の通過に合わせ地域に雨を散布してくれる。河川水の洪水で川底の掃除や岩や石の洗浄 海に栄養の供給
2.台風は海水温度や空気を攪拌して気温を均一化する役目もある。大波で海水の攪拌し酸素の供給と温度を下げる。

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