懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

蒸気機関車 伯備線井倉鉄橋

2012年10月27日 | 蒸気機関車
撮影場所  伯備線井倉周辺

岡山県の西北部は石灰岩地帯である。石灰岩は岩とは名が付いているが岩石ではなくサンゴなどの化石で成分は炭酸カルシウムです。
硬度も岩石に比べて柔らかい、水や土砂の浸食で深い渓谷を造る。高梁川の川筋でも渓谷が見られる。石灰岩の浸食でできた谷は垂直に削りとられたのが特徴です。断崖絶壁が見られる。井倉峡や阿哲峡は伯備線も並行して走っているので渓谷を見ながら景色を楽しむ事が出来る。
また鉄道写真の撮影ポイントでもある。重連の貨物列車を撮影した。夏場は白煙が出ないので絵にならない。
渓谷は冬場には太陽が当たりにくい。どの時期にはどんな角度で太陽が差し込むかを会得する事が肝要でしょうか
しかし、今は鉄道を撮影するのは楽である。鉄道撮影の三種の神器がそろっている。
私は鉄道撮影の三種の神器はカー、カメラ、コンピューターと思っている。性能といい趣味の応用といい我々の頃とは隔世の感がある。私どもは歩いて場所を探すしかなかった。


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