懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 その39 新潟県能生町

2013年03月04日 | 日本茅葺紀行
撮影場所 新潟県能生町(現在は糸魚川市) 2004.7.18

富山県から上越市に掛けての海岸線は厳しい地形が続くほとんど平野もない岩山の海岸線を走る。親不知で知られる厳しい地形
高速道のない時に国道8号線を走ったら怖かった。狭いトンネルに大型車、トンネルの中で直角曲がり、こんな怖い幹線国道は初めてであった。
今は高速道路が出来てトンネルは大変多いが楽に走れる。
そんな険しい地形だが川沿いに集落がある。

私は糸魚川から上越市まで川沿いの集落をひとつひとつ訪れた。
早朝に岡山を出発してこ午後二時頃には撮影開始できる。
夏場ならば半日撮影が出来るのは有難い。
能生町に茅葺民家があるのを新聞で見て訪れた。
能生町に5軒ほどあった。
雪の多い地域の暮らしがあった。杉の木などに雪囲いや軒を支える丸太が縛り付けてある。
壁は土では雪の湿りで落ちるので板壁である。
板壁がまた風情がある。どの家にもウドとみょうがを家の周りの畑に植えてあった。
昔の農村の風景が色濃く残っていた。
こんな民家もどれほど残っているであろうか、写真の民家は今はトタンを覆っている。






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