懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

2016年 茅葺写真展 出会った人々3

2017年03月09日 | 2016茅葺写真展
撮影場所 鳥取県国府町

国府町の山間部にダムができる為に茅葺民家が消えるかもしれないというので出かける。
集落のある所まで一キロくらいの登り口に女子高校生がはバスから降りて登ろうとしたときに声を掛けた。上の集落に茅葺民家はあるかと聞いたらあると答えた。
上の集落へ行くのだが乗っていくか聞いたらしばらく車内を見渡し思案していた。
夏の暑い日であった。大汗をかかないといけない登り道に車が楽だと思ったのか恐る恐る乗ってきた。

上の集落まで民家もない山道だった。毎日こんな山道を上がり降りしているのだ。
車にすれば5分くらいの距離だが彼女にとっては恐怖の時間だったはずだ。
恐怖をけ与えないためにいろいろ話したが若者向けの話題も音楽も持ち合わせていない。
若者には分からない親父ギャクが精一杯だった。

上の集落に停ったら目の前に茅葺民家がみえた。
その前で記念に撮影させてもらう。ひと笑いさせて撮ったのがこの写真。


茅葺民家の撮影で子供や若い人を撮影するのは極めてまれである。
茅葺民家に住んでいないし過疎地では子供もいない。゛


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2 コメント

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コメントありがとうございます (mihoshi55)
2017-03-10 19:20:40
有名なカメラマンが写真の質は数の多さで決まると言った人がいました。それは実力のある人の話でしょうが私の場合は下手な鉄砲数うちゃ当たるでしょう
500人撮影するには500回行けでしょうか
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出会い (鉄板男)
2017-03-09 18:04:23
すばらしい出会いです

しかも茅葺民家もしっかり入っている
彼女の笑顔からカメラマンの優しさも
感じられます もう完成です
撮影旅行はこんな出会いが有るから
また行きたくなるのだろうな。
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