懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺民家  島根県安来市の民家

2013年11月08日 | 茅葺き民家
撮影場所 島根県安来市

安来市の郊外に茅葺民家があった。
茅葺民家の建っているところは自分の土地で斜面であったり、川のそばであったり崖の下であったり好条件の土地ばかりではない。
隣が田圃であった棚田であったり様々である。建物の建て方も方位も様々、付属の建物も様々。宅地造成した整然として宅地では見られない光景である。
茅葺民家だけではなく地形も家の周りの風景も立木も畑も田圃もすべが暮らしの風景である。それを観察するのも面白い。

歩けていた頃は一軒一軒訪れて氏名住所を記録していた。
今は家内に挨拶に行ってもらって記録する事もなくなった。撮影まで家内にやってもらう事が多く私の趣味じゃないのになんで私がやらないといけないの文句をいう。
私はプロデューサーの気持ちで家内にやってもらっているが家内が厭と言えば私の趣味は終焉を迎える。
ちなみにこの民家は秦さんと言った。
秦と言えば渡来系民族で織物や養蚕、土木技術に日本にもたらした。
京都の太秦(うずまさ)に拠点を置き京都の織物産業に礎になったといわれていた。
松尾大社や伏見稲荷を建立したといわれていた。
秦は氏名にも地名にも残っているが現在どのような経緯で残っているかは分からない。





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