浮羽町は現在は浮羽市になっている。
福岡県の南部で彼岸花の咲き乱れる星野村の棚田は隣である。
この浮羽町も山間部で石垣の積まれた棚田が残る。
しかし誰も耕作しなくなれば自然の草木に飲み込まれそうだ。
そんな山間地に杉皮で葺いた民家が残る。大分の日田地方から福岡南部は茅葺きより杉皮葺きの民家が多い。
杉皮は茅のように痛みが遅いのでそれなりに残っていた。
浮羽町は柿が特産で山の裾野は柿畑が続く。
撮影が夕方になった、秋の太陽が陰影をつけた。こんな時間帯に撮っても太陽の当たる部分と影でいい写真はとれない。
太陽が山に沈むまで待った。日没から三脚にカメラをほセットして30分間撮影した。
まだ民家は残っているのであろうか、撮影には山道を歩かないと撮れないので私には無理だ。
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