懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

昭和の古い町並み写真展 その27 「甍 (いらか)」 倉敷市児島由加山

2012年05月15日 | 昭和の古い町並み写真展
昭和の古い町並み写真展 その27 「甍 (いらか)」 岡山県倉敷市児島由加

児島由加に由加大権現がある。権現なので神仏混淆なのだが今は神社と寺院が喧嘩をしてあまり有難くない権現さんである。
岡山では由加大権現と讃岐の金毘羅さんの両参りをする風習がある。
讃岐の金毘羅さんをお参りするついでに由加大権現にも立ち寄った。
しかし、由加山は交通の便が悪いので一時期参拝客が激減していた。

讃岐から両参りと言って由加大権現に参る人は少ないであろう。
参道の両脇に店が並び門前町を形成しているがほとんど店はやっていない。
わたしが岡山に来た時から店がにぎわっていたのは見たことがない。
参道の上に駐車場があるので参道の石段を登る人はすくない。金毘羅さんのように石段しか登れないようになっていると否応でも登るしかないのだが

集落を上から見ると建物は本瓦葺きの民家が連なっている。 かってはお参りをするにしても時間が掛かったので宿泊する旅館もあったであろう。その頃の建物であろうか

昭和40年代の高度成長期に全国各地に桜が植えられた。由加山にも桜園ができた、いまは大木になりいい桜になっている。



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