懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

蒸気機関車  茅葺民家のある風景

2012年11月05日 | 蒸気機関車
撮影場所 岡山県総社市豪渓

伯備線豪渓駅を出ると大きなカーブになっている。特に上り線のカーブは内側から撮影でき都合がよい。しかも電柱がなく撮影しやすかった。
しかし、現在は電化しているのでうるさい電柱が並んでいる事とおもう。

この豪渓のカーブのところに茅葺民家があった。
撮影する前に茅葺民家の方に断りを入れた。
今日の昼間、茅葺民家と蒸気機関車を撮るために家の後ろの山道をうろうろしますので了解願いますと挨拶に行った。
豪渓は私の住むところから三駅目のため頻繁に足を運んだ。
撮影していて鉄道ファンの人に会う事も無かった。
昼の食事持参で一日ぶらぶらして汽車を待った。
この茅葺民家は逆光気味での撮影となる。撮影するときは煙突から白煙の出る寒いシーズンでないと黒い鉄の塊が写るだけでは詰らない写真になる。


裏から正面から茅葺きも撮影しておけばよいのに一枚も撮影していない。
茅葺民家はこの当時はいくらでもあったと思うがほとんど気付いていない。
当時の写真を見ると遠くに民家の見える風景を拡大して見ると結構、茅葺民家が見える。
これは私に知識も見る目も構想も無かったからだと思う。

写真はカメラを持って現地へ行っても撮れるものではない。
カメラ教室が盛んになり始めた頃、生徒の女性が何を撮ったらいいいのですか質問があったそうだ。
常日頃から興味のある物を調べたり情報を集めたり、取り組むテーマを構想しないと難しい。そうしないとみんなが撮る写真ばかりの後追いになってしまう。
最初は他人の後追いでも良いがやっているうちに自分だけのテーマを見つけないと作品として弱い。写真を撮るのは他人の写真を見るより社会情勢や社会の変化、問題点を読み解く事ににヒントがあるように思う。

この茅葺民家はトタンを覆ったが40年以上経過した今も生活をされている。



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2 コメント

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アトムさんコメントありがとうございます。 (mihoshi55)
2012-11-06 18:05:00
茅葺民家と蒸気機関車、あの当時は沢山茅葺もあったのでしょうが目にはいらないものです。
伯備線の場合は昭和47年3月に蒸気機関車は廃止される事になっていたので蒸気機関車を追うのに必死でした。
山口線の蒸気機関車の走る日は山のような人出ですね。現在はカメラがいいので楽です。若い頃に蒸気機関車の存在に気付かなかった人が大勢行くのでしょうね。
美山町はまだ茅葺民家撮影を楽しむには十分な数残っているようですね。
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Unknown (アトム)
2012-11-05 17:32:29
 茅葺と蒸気機関車など昔でも限られた撮影ですね。よくぞ撮られてましたね。
 美山は柿と茅葺が撮れますよ。茅葺村に行く道の12号線沿いです。道路際にありますから。2,3軒はあったと思います。柿はまだ大丈夫と思います。茅葺村にはあまりなかったように思います。
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