懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

蒸気機関車 見てる見てるまだ見てる

2012年11月01日 | 蒸気機関車
撮影場所 岡山機関区近く

岡山機関区は岡山駅から歩いて20分くらい西にあった。
一台のD51型蒸気機関車が停車していた。それを横から撮影しようとしたら若い女性が枕木を並べた構内の道を歩いてきた。
私は一瞬「何でこんなところを若い女性があるくの」と眺めていたが「いかん」とカメラを構えて撮影した。蒸気機関車の機関助手はまだ女性を見ていたのでもう一枚撮影した。
「見てる、見てるろ、まだ見てる」

何でこんな構内を若い女性が歩いていたのか機関区の中の現場事務所にでも勤めていたのだろうか。
この頃は私も若く女性には大変興味があった。蒸気機関車と女性ではどちらが好きかと言われれば「どちらも」といっただろう。
若い男は「いかに性欲をコントロールできるか」といわれている。
一生女に貢ぐ男、酒ギャンブルで人生を棒に振る男も多い。しかし、一心不乱に仕事に精を出す男もいる。そんな人間には敬服せざるを得ない。
時間と金を掛ける割に実りの少ない女漁り、私自身は若い多感な頃に女を追いかけずカメラを持ち蒸気機関車を追い掛けたどちらが良かったかははっきり言って分からない。

とっさのときにもピントを合わせて撮る事は鉄道写真を撮影する人は瞬時でピントを合わせる訓練を繰り返した。
早打ちマックと言っていて手に持ったカメラを構えて走行する自動車にピントを合わせる訓練をした。今のカメラは便利なものだ素晴らしいと思う。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿