琵琶湖毎日マラソンの思い出
琵琶湖毎日マラソンは1946年から開催、今回は76回目で幕を閉じる。
歴史の古いマラソン大会でもあった。
ここ40年間はビデオに録画しても見ていたと思う。
しかし、記憶は曖昧なものだ、特に近年の優勝は外人ばかりで記憶に残るものが少ない。
2003年から2020年まで優勝は外人ばかり
最後のレースは鈴木健吾選手が2時間4分56秒の日本記録で素晴らしい走りだった。
それと2時間10分切りの選手が42人も出たのは脅威である。
2時間7分台が10人以上 川内選手もあの年齢で自己最高記録
今回の大会に何があったのか? 天候が味方した。それともシューズ?
いつもは開催が3月で温かくなるころ、スタートが午後、今回は9時スタートで風も弱く気温も一桁でよかったのか、
サブテン(2時間10分切り)は、一流選手の証であったのが、こんなに出たのは記憶ない。
タイムの出やすい東京大会でも、2時間10分を切る日本人は10人程度だった。
鈴木健吾選手には期待するが。世界には2時間4分台が他に58人もいる。すべてアフリカ勢。NHK特集でアフリカ選手はマラソンで何故強いか、身体の機能や肺の機能、血液検査ヘモグロビンの違いを検査したが日本人と顕著な違いはなかった。
違うのは足が長く足が軽い事、日本人は大根脚で農耕民族に適した体。足がしっかりしている。42キロの長距離を走るには足が軽い方が有利と結論づけた。
日本のトップランナーを見ている足の細い選手が増えた、これは期待が持てる。
鈴木健吾、吉田裕也,大迫傑.井上(三菱重工)、は脚がスリムなので期待できる。
琶湖毎日マラソンの優勝者記憶に残る名選手がでている。
君原健二(メキシコ五輪銀) アベべ ビキラ(ローマ 東京五倫金メダル)
宇佐美彰郎、フランクショーター(ミュンヘン金メダル、モントリオール銀メダル)
宗兄弟、瀬古利彦など
なかでもハッキリ覚えているのはフランクショーターだ。
2回優勝している。
1973年(昭和48年)の大会で先頭を走っていたのに毎日新聞の旗をチギリ麦畑に駆け込んだ。テレビカメラから消えぴっくりした。腹が痛くなりトイレをしたのだ。
その間、二人に抜かれたが抜き返し優勝した。
今のマラソンコースは琵琶湖の畔を走るが以前は畑の中を走っていたように思う。
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