撮影場所 島根県旧木次町
木次町の茅葺民家は随分と山際に建っている。
日本は平野が少ない平地は田圃や畑に使い民家は厳しい立地条件の場所に建てる。
全国の厳しい環境に住む人々の暮らしを昭和50年代から撮っておくと素晴らしい記録写真になったと思う。
高速道路も少なく道路整備もされておらず現役世代には厳しかったと思う。
出来ないのならせめて自分の住む県だけでも回ってみる事だった。
やはり人生はボケーと生きたらアカン 常に時代の変化を読み自分自身がなにをすべきか問題意識を持つことだなあ。
この家も大雨が降れば土砂崩れを起こしてもおかしくない。
土砂崩れは地質に大きく左右される。火山灰や火山噴石や真砂土の土壌は300mm以上の雨で崩れる。
岩盤で出来ている地域は雨には強いが堆積岩が隆起した土地は脆い。紀伊半島で1000mmを超える雨が降り続け深層崩壊の大災害もあった。
日本は火山国であらゆるところが火山灰や火山性土壌である。今もプレートの摩擦と衝突で成長しつづけている島である。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます