懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

レジ袋とペットボトル

2021年06月12日 | 日記
レジ袋とペットボトル

プラスチックごみが海の環境悪化を防ぐためレジ袋が有料化された。
昭和40年代は公害の時代であった。
昭和45年46年に公害防止の法令が出来、大気や排水の環境基準が義務付けられた。
昭和44年に川崎から千葉県の木更津にフェリーで渡った。
港を出るとスクリューで海底の泥が舞い上がった。
東京湾の中央部も透明感がなく、東京湾は死ぬのではと思った。
しかし、NHKの小さな旅で2年前に放送された、横浜の子安浜の漁港のあなご漁であんなに豊な海になっているのだ。

レジ袋やポリ袋はポリエチレンが原料でポリ袋と呼ばれている。
ビニール袋とかナイロン袋と呼ぶのは正しくない。
塩化ビニール製のビニール傘が先に生まれたのでビニール言葉が定着したのか

ポリエチレンはエチレンを原料に、1500Kg/cm2 (155(メガパスカル)の超高圧で作られる。
化学コンビナートの大型プラントで製造される
それを袋などに加工すするのは川下の工場で加工される。

レジ袋が最初に出来たのは梨園であった。カゴは竹籠だったためナイロンストッキングに伝線が入った。ストッキングは給料1万円の頃に400円もした。女性から抗議され改善した。
これはチコちゃんに叱られるでやっていた。
しかし、スーパーでレジ袋に使われるのは昭和50年代になってだ。関西のスーパーで始まった。
昭和48年に撮影した主婦の買い物姿が2枚ある。買い物籠が主婦のアイテムだった。

包装は新聞紙や紙袋だった。魚や冷凍品には紙袋は弱かった。防水タイプの紙袋も出来たがポリエチレン製のレジ袋には強度、防水性、持ち運び、再利用で競争にならなかった。

ペットボトルが普及したのも昭和50年代だ。これが普及すると河川や海に流れ環境悪化になるので回収を確立するまで許可が下りなかった。
ペットボトルは容器の革命だった。重くて回収、洗浄の必要な瓶から取って変わった。
醤油や酒、飲料水もペットボトルになった。牛乳だけは使われていない。
ペットの名称はポリエチレンテレフタレート樹脂の頭文字PEポリエチレン TテレフタレートからPETと付けられた。これは再生すればポリエステル繊維になる。
テトロンは帝人、東レのポリエステル繊維の商品名 

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