日本の素晴らしい文化遺産
以前、外国から観光客を1000万人誘致すると言った時に懐疑的だった。
日本にそんな魅力があるとは思わなかった。
欧米からは日本は端で大変遠いし、風景もスケールが小さいのにと思った。
その後、4000万人の観光客誘致の途中にコロナで水を差される。
コロナがなければ4000万人誘致が、達成していたかもしれない。
来るのは大部分がアジアからだが、何度も来るには魅力があるのだろう。
日本にはたいした、観光資源がないと思っていた。
「youは何しに日本へ」見ていても、日本人が気付かないことに興味を持っている。
日本も捨てた物じゃないと思うようになった。
日本が世界遺産を登録しようとすると韓国がやたらとケチをつける。
韓国の世界遺産をネットで見ると、あれで世界遺産かと思った。
寺院や古墳を見てもショボイ。古墳も円墳が多く、巨大な前方後円墳は少ない。
韓国は日本の先輩ではあるが、李朝時代の仏教弾圧や朝鮮戦争もあり国土が焦土と化したのもあるか。
国土が焦土と化したのは日本の都市も同じ、太平洋戦争の空襲、関東大震災や各地の地震で建物の倒壊や津波被害にあった。それでも神社や寺院は再建してきた。伝統文化を守り抜く執念と情熱には敬服する。
韓国の世界遺産を見て日本の素晴らしい伝統文化に気付いた。
それは挙げる。数の多さもすごい。歴史も長く維持された。
神社と鎮守の森の景観 ご神木、 神社数8.1万
2.寺院と森 寺院7.7万
3.古墳 15.9万箇所 コンビニの三倍 古墳がある。
4.城、城跡 2.5万箇所
今の時代はどんなジャンルでもマニアックな人がいて、データーベース化してくれているので検索が楽だ。
定年退職者で各地を巡っている人に出会う。こんなテーマで回るのは面白い。
城、城跡巡りの特集をやっていた。若い女性(30代か)が城及び城跡を4200箇所巡っているという。石垣だけしか残っていないが、どんな城であったかを想像し岩石は何でどこから運ばれたかを調べるのが面白いと言っていた。
先日、紅葉見学に寺院に行った。家内が石垣を不思議そうに見ていた。石垣のように継ぎ目が見えないのでコンクリートかと思い見に行った。
傍に行くと石垣だと分かった。石垣には自然石を組み合わせ積んだものと石を加工した樵石がある。これは六面体の亀の甲羅のようなので亀甲積みという加工された石。地震にも強く崩れにくい。石垣の積み方ひとつとっても見る楽しみはある。
会社勤めの時の上司の父親は、65歳で車の免許を取り、夫婦で出掛けて15年掛け千ケ寺巡り、千社詣でをしたそうだ。四国八十八霊場、西国、秩父三十三箇所巡りもした。
訪れた神社や寺院を刻んだ石碑を氏神に奉納している
テレビを見ていても知らない事だらけだなあと思う。この前の小さな旅にでてきた岩手県平泉町 達谷毘沙門堂と神楽の舞が放送された。平泉の中尊寺や毛越寺には行った事があるがこんな寺院は初めて知った。伝統の神楽を若者に教える女性を映していた。
出川哲郎の充電バイクの旅で立ち寄った 高岡市瑞龍寺、北陸にもこんな立派な寺院があるのだと感心した。人生知らない事が多すぎる。