♪ 『 三線欲張り修行日記 』 ♪  

沖縄バンド「みいはいゆ」ちゃくらのブログです。

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『文章について考えたこと。』

2016年06月07日 | フリ~日記


ただ今 2件の提出書類に書く文章を考えてる最中。

わたし こういうの考えるの嫌いじゃないんです。
どっちかというと好きな方かな?

でも 文才のない私には サラリと気の利いた文章なんて書けない。
だから けっこうジタバタもがきながら書いてます。


それと同時に わたし 人の書いた文章を読むのも大好きなんですね。

普段 ネットで色んな人のコラムを読み漁っては
お気に入りの人を見つけて 密かにブックマークしてる人が何人もいるくらい。

今の世の中 Facebookが主流のようだけど
私は文章をきちんと読める丁寧なブログやコラムがやっぱり好き。


では なぜ私が文章を読むのが好きなのか というとですね。
それは 文章にはその人の人間性が滲み出ているから。

これ 文章に興味のない人って 意外と気づいてなかったりするんですけどね。
本当に文章にはその人の人となりが出るんですよね。

たとえば それがほんの短い文章だったとしても…
いやいや!
短い文章の方が絶対に難しいし 逆に人柄が出やすいんです。


たとえば…あるパンフレットに幾つかのサークルの活動紹介の文章が載ってるとしますよね。

文字数はどこもぜんぶ同じ。
でも 一つ一つ読んでいくと(ああ このサークルはよく考えてるなあ。)とか
(ここは1分で書いてるね?)とか分かるんですよね。
で 読みながら すごく勿体無いと思ってしまう。

どんな短い文章でも その先にはそれを読む人がいて
読み手はその文章を読んで 必ず何かを感じてる。
だから きちんと考えて書かなくちゃ 読み手に失礼だな…とね。


まあ…こんなこと書いてると 文章書くのって大変だなあ…
ってなってしまうんだけど。笑

でも 実は そうじゃなくて。
たとえば 私みたいに口下手で 普段言いたいことの半分も言えないような人見知りでも
文章なら 伝えたいことをじっくり考えて何度でも書き直し出来る。

そう考えると この世に文章という形の表現方法があって 本当にありがたいな~ と思うわけです。


ちなみに 私が大好きな 素敵な言葉をひとつご紹介。
これは 文豪夏目漱石さんが英語教師をしていた頃のお話だそうです。

・・・・・・・

ある学生が授業で「I love you 」を 「我 君を愛す」と訳したところ
漱石先生は こう言ったそうです。

「日本人はそんなことは言わない。
『月が綺麗ですね。』とでも訳しときなさい。」

・・・・・・・・

これ素敵ですよね~。
どこが素敵かというと…ですね。

たとえば
「月が綺麗ですね。」
の返答を考えてみると…

「本当にそうですね。」
とか…
「いつまでも変わらず綺麗なんでしょうね。」
とか…。

答えが全て肯定文になるんですよね。

これなら 相手に自分の想いを返すのに
直接的な表現を使わなくても伝えられる。

まあ こういうのってこの時代の人ならではの発想かもしれないけど…。
でもホント素敵ですよね~。


夏目漱石って きっと女性にモテたんだろうなあ?
とまで妄想してしまいません?


まあ 月が綺麗…云々の告白の場合
断り方に困る…という問題もあるけれど。

それはそれで 語彙が豊富で美しい言葉を持つ日本人ならでの悩みなのかも…
なんて風にも思うわけですね。


ちなみに。
「月が綺麗…」のくだりのお断りの言葉
私なりに色々考えてみたんですけどね。
ここに書くのが恥ずかしいほど当たり前の発想しか思いつかず。

はあ…ここが凡人のツライところですね。


というわけで。
このお返しの言葉については もう少し考えてみることにしますね。





傘の持ち主 困ってないかなあ?