午前八時、みんなは田舎へと出発した。 次女の旦那さま展君のお披露目やお祝いのお礼やら。
玄関に置いてあった内祝の荷物の山がすっかり運ばれて、みんなを見送ったら泣きそうになった。
帰りたいな・・(病院の先生が無理をして帰れない事はないけれど・・)って言ってたんだけれど。
ワゴン車だから横にはなれるけれど、帰ればやはり無理もするだろうからせっかくここまで、
治ったのにね・・と、これは神さまの愛情の熱だな・・って、自分に言い聞かせた、無理にでも。
私にはこれからの、こちらの子供たちのことももっと大切なのだから。
早朝の赤穂の事故で山陽道は大渋滞、因島大橋を渡った頃(今までで最高の八時間もかかったよ~
と疲れ気味の殆どは運転の長女。 無事に着いて安心。
今日は夫の実家で泊まる、兄弟たちが寄る。 展くん緊張していたけれどうまくいったかな。
薬を飲めば熱は下がるのに、しばらくするとまた上がる。 なんでだろう。
夜にはまた悪寒がして39度近くまであがる。 もう帰省のことなどあきらめているはずなのに。
私の気持ちがまだ泣いているのかな・・、すっきりしていないのかな。
もし寝ている間にどうにかなったらどうしよう・・ うつろになりながらも不安な夜を過ごした。