日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 淡路花博2010花みどりフェア (奇跡の星の植物館&百段苑)*

2010年04月23日 | 風景・お出かけ

昨日一日中雨が降ったおかげか、なんとかお天気が回復していてほっと安心。
5日前、行った長女夫婦「すごいきれいやったよ~」と感激の写真を見せてもらって、では!と、
午前で会社を早退した夫と長女と3人で「淡路花博2010・花みどりフェア」一泊旅行へ。
12時半大阪を出発して、明石海峡大橋を渡り淡路島へ着いたのは1時半だった。

淡路ICから橋の下のレストランへ行き、遅い昼食をとる。 
 

淡路島は5回目だが、こんな真下から橋を眺めたのは初めてである。
イルミネーションの点検だろうか、鉄のロープの上では作業中・・(怖~)橋、人間技と言えどもすごいなぁ。

明日予定の「あわじ花さじき」の下見に。
雲行きが怪しくなってきたし、風が出てきて寒い~。  殆ど人はなく菜の花畑貸切状態だよ~。

花に埋もれ・・ こんな写真、明日土曜日お天気とあらば無理だろうな~。


小雨がぱらついてきて・・引き上げ、



ホテルへチェックインしたのが4時前。 
先日泊った長女夫婦だが、依頼のときの長女の口上(還暦の両親と・・)が効いた?海側の最上階へ!

目の前に広がる海、バルコニーの眼下には「国営明石海峡公園」、メイン会場が見える絶景。
お茶したことはあったが、かつてベッカム、英国サッカーチームが泊ったと言う「ウェスティンホテル淡路

今日のうちに見学しておこうと、ホテルに隣接した兵庫県立夢舞台温室「奇跡の星の植物館」へ。

いつも思うのだが、老眼鏡をかけるようになってパンフレットを手にしても殆どみることが無くなったわ。
何かしらメガネがおっくうで、テキトーに見学してしまう。
帰宅してから、こう言うときに(あ~ちゃんと読んで見学したら分かりやすかったのに~)後悔する、必ず。 

ここは夫の会社の旅行で、社長ご夫妻と一度見学したことがあるので雰囲気は記憶にある。
トロピカルなゾーン。

「バナナの花?」思わず・・

やはり水があることやせせらぎの音は、癒される。

ランやベゴニア

光とのコラボ

フラワーショースペースは、年7度の様変わりで楽しめるそうだ。

結婚式やパーティーなどにも花や人と人との交流を・・と言うスペース。

色々な花の組み合わせがとっても楽しい。 

 
やがて始まる紫陽花の季節。

色々なスペースがあるが、やはり和・・の庭が落ち着く。
 

 淡路島は瓦の生産地

 

芝生広場、明日への楽しみとして・・

温室を出て、花あそびをテーマにした「百段苑」に向う。  45m四方の正方形100区画からなる花壇。
百と言うのは、20世紀から21世紀への100年と言う時間単位を表現。
震災で被害に遭われた方々への鎮魂の祈りを込めて建築家「安藤忠雄さん」が設計されたそうだ。



ホテルもそうだが、夢舞台を作る 会議場、温室、百段苑、レストラン&ショップ、野外劇場など建物全ては、
打ちっ放しのコンクリートで有名な、我が港区出身「安藤忠雄さん」の設計である。 

我が家の近所にも、安藤さんの友人と言う方の安藤さん設計の4階建ての家が今売りに出されている。
当時は冷たい感じでなじめない建築だったが、天保山のサントリーミュージアムや神戸の婦人の近くの美術館、
ましてやこの淡路の自然に恵まれたこの土地に作られたこの夢舞台のさまざまな空間が全体に
いい雰囲気をかもし出していて素晴らしいと思っている。

区画ごとに小学校の生徒さんたちが植えにこられているようで、校名の書いたプレートがたっていた。



100区画ある花壇は世界を3ブロックに分け、その地域の原産地とするキク科の植物を植えている。
これらは看板に書いてあったが、こんな思い入れがなされていたなんてやはりパンフレットや看板は、
読むと何倍もの興味や楽しさが湧くと言うことを、改めて思い知らされた。
遠くから眺めて華やかに見えたのは、風車のしわざ。 時期によればもっと華やかになったはず。

お天気はまたまた回復して明るくなった。
ここをてっぺんまで上がるのには足の弱い私は「もっとゆっくり行ってよ~」夫には何度か言う。
娘はいつも「ゆっくりおいでよ」とか、「段差があるよ」とか細かく気をつけてくれるのに。

見下ろすホテル、緑の中から鳥のさえずりが聞こえる。 
「ええなぁ、うぐいすやろ、ひばりやろ、ほいで・・」双眼鏡を覗きながら夫が珍しく風情のあることを言う。
 

この場所で眺めを楽しみながら夕日が落ちるのを待った。 曇ってはいるものの「明日は晴れるよ!」
 

今ホテルの宿泊特典、高台にある美湯「松帆の郷」へ。 送迎バスも出ているらしい。
世界一のスケールを誇る明石海峡大橋、露天風呂からその絶景が眺められるのだ。
ライトアップされたその景色は、温泉気分をより高めてくれる。
金曜のそう多くはない人、よけいにゆったり、リラックスリラックス。
夜の帳の中で、30分おきのレインボーカラーに遭遇、「あ・・贅沢!」
ホテルで夕食、明日の行程をたて、開けたままのカーテンで海を眺めながらベッドに横たわる。
明日は日の出が拝めるよね~、早起きしよ!