息子は仕事始め。 見舞いにも行けないし帰宅も夜中、こんなときはサラリーマンが羨ましいはずです。
朝8時半に次女夫婦がひろとを迎えに行ってくれましたが、10分ほどの近さはいつも本当に有難いと思います。
お泊りの用意やお気に入りのおもちゃをリュックに詰めてひろとがやってきました。
なつめと会うと2人のテンションは一気にあがりますが、4歳ともなると少し落ち着いてきてやりやすくなりました。
かんたも、良く遊んでくれるひろとが大好きです。 3人が遊ぶさまは(兄弟っていとこっていいよね、いつも会っている親しさは本当にいい)
10時頃次女夫婦はアリオのドラえもんショーに3人を連れて行きました。 その前に病院へゆいちゃんママのお弁当や飲み物
雑誌などを届けに。 子供は病室には入れないので面会室でママに会ったひろとですがしっかり受け止めているようで安心です。
それにしても普段から愛ちゃんやひろとの事もいつも良く考えてくれている次女、長女にしてもそれは然り。
いつも気持ち良く考えて動いてくれるのでとても嬉しい。
ぽつんと一人になったお昼前、お互いの実家へ新年の挨拶の電話をしました。
夫の実家は11月に結婚した姪夫婦が初めて帰省で、兄弟たちも集まりかけていました。 夫もいたらもっと賑やかだったでしょう。
義母の様子は相変わらずですが「機嫌はまぁいいみたい」兄嫁さんが言いましたが、介護に休日などなく申し訳なく思います。
「すみませんお姉さんいつも、どうかよろしくお願い致します」そう言うのが精いっぱいです。
実家の母は笑いながら「それは大変じゃったねぇ」 (入院って分かっているのかしら?)と思いましたが、さすがの母です。
どんな事が出来湧こうとプラス思考で対処する母、58歳で急死した父のことを乗り越え、家族の大病も私たちには一言も言わず、
心配で言いたかったであろうのに耐えた母、自分は「心配させまいと黙っている事はしないで、親として心配するのは当然なのだから」
そう言うのにね。 「あんたのところは何も心配してないよ、皆が近くにおっていつも協力しあって暮らしているからね」
安心と信頼をしてくれているのです。 母には何の親孝行も出来ていない私ですが、言えるとしたらその事くらいでしょうか。
ひろとは1年以上も泊まっていなかったのです、遊んでいる最中に「ほんとは 泊まるのあんまり嬉しくないんやけど」
ポロっと本音を。 夜は「涙でてきそう」笑いながらそう言いましたが、久々にそれも一人お泊り不安もあって当然です。
親に言い聞かされてそして自分も妹が入院していることを把握していて一生懸命我慢しているのがいじらしい位に分かりました。
次女が3人と寝ますが、誰よりも先に目を閉じたひろと。 行ったり来たり、そして一人お泊りで気持ちも疲れたのでしょう。
一人で思いました。 一年の初めから身の引き締まるこのような事態になったことは何を教えているのだろうかと。
今年もみんなで協力して頑張りなさい、頑張れる環境に日々もっと感謝しなさい・・そう言うことなのでしょうか。
先を歩く親として、しっかりと家族を見守ってやらないと。 今年はかんたが保育園へ行く予定なのでゆいちゃんを子守する予定です。
せっかく夫が楽しんでいる香港旅行です、言うべきか迷いましたが後々手もいるだろうからと長女も夫と帰国することになりました。
仕事のセイ君には申し訳ないと思いながらも、運転できない私と次女なので、長女の存在はかなり大きいのです。
ゆいちゃんの熱がさがったようで、ほっとしました。 どうか良い一年になりますように・・。