日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 宵七夕?  *

2011年07月06日 | 行事

2人暮らしだった4年間ほどは、2人で七夕飾りをした。 

子供たちへの願いを夫と2人でせっせと書いた。  何度か娘たちは帰って来て一緒にしたかな。
七夕飾りは、長女が生まれてからもう30年以上も続いている我が家の欠かせない行事になっている。

次女夫婦と同居してからは、長女夫婦や長男夫婦も含め短冊を渡したりして大人8名全員のを飾った年もある。 
今更、やめるのも何かしら縁起が悪い様な気がしているが、いくつになるまで飾るんだろうとふと思う時がある。
間もなく夫と2人になるだろうが、子供たちの家族を思いながら生きている限りずっと続くのであろうか。
私は杖をつきながら、笹を買いに行くのかなぁ。 「(ふがふが・・)じいさんや、ほれ短冊お書きなせえ」

昨年から保育園に行くなつめが持って帰る笹に飾るようになり、可愛い飾りが増え、今年はかんたの
飾りも増えて賑やかになった。  孫たちの成長もいじらしく感じる。 夫や展君、みんなして願いを書いた。
夫は1枚、なんと言う・・しかし毎年書く 「(ゴルフ)80台になりますように」 18日がゴルフになった。
そのリーダーからFAXで「80~90台でお願いします」 笑わせる、プレッシャー。
今一番の願い事は、「東北地方が1日も早く復興しますように」であろう。 

亡くなられた方の名簿が県別にPDFファイルに書いてある。 岩手・・・97ページ 宮城・・213ページ
福島・・38ページ 3県以外のもあった。 それだけでも胸が詰まる。
80代・・6、70代 4、50代・・30代 10代・・20代 ひとけた代・・10ヶ月 
それぞれの生きられるはずのこれからの人生を思うと、涙がとまらなかった。

復興担当大臣の辞任劇、いかに力量があろうともあの上から目線の偉そうな態度、言動、一体何さまなの?
被災者の心に添う・・とんでもない。 一度放った言葉は、被災者ばかりでなく人々の心からは消えない。
良くこう言った方たちの、会見の時必ず出る言葉「もし・・の方たちの心を傷つけたとしたらお詫びしたい」
・・だとしたら・・なんとあいまいな。 その言葉には、お詫びする等そんな気持ちが、さらさらないことが伺える。