日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* さまざまな思い・・ *

2012年02月25日 | 雑感

17日ご入院され、18日天皇陛下が心臓冠動脈のバイパス手術をされた。 
手術の日は、そしてその時間には外出していたが、その事に時々思いをはせていた。

入院の間際までご公務を務められるそのお姿は、あまりにも痛々しかった。
それでなくとも東北大震災の後、お2人で被災地やあちこちの避難所をご訪問され各地で多くの方々を、
労いながらおやさしくお声かけをされたそのお姿は、思い浮かべても涙が出て来る位、尊くて慈しみ深く思う。
特に被災地で、多くの不明者をのんだ海や町の無残な状況に言葉なく、深々と頭を下げられる両陛下の
お姿は多くの方の目に焼き付いていることであろう。 

ご公務とは言え、間際まで・・ご高齢、以前も手術をされておられるが、細やかなご公務を務められる。
3月11日の震災後1年の追悼式に出席をと、順調な回復とは言いながら、リハビリには
積極的に日々取り組まれているご様子には、言葉はなく頭が下がる思いでいっぱいである。

私には、天皇陛下、皇后さまのお姿は、家庭ならば親子、子は親の背を見て・・・だと思うが。
後の自分たちのお立場を継承してゆく人たちへの、お身体をはっての親の背、お姿ではないだろうかと、
最近は特にそんな気がしてならない。

精神的な病と言う苦痛や苦悩は、本人以外分かりえるものではない。 が、しかし・・
時代の変遷なのだろうか、我が子の為には毎日・・そこまで・・と思うほどに、通えたのに・・。
ご成婚の時、「皇太子さまが、一生あなたをお守りします」と言われたが、その事が今の状況を?
何よりもご本人が一番お辛いであろうが、少しでも早く治癒され表にお姿を見せられますように・・
そして皇太子さまが心底、喜ばしく安堵での、お2人のご公務のご出席をと祈りたい。

でなければ、両陛下のお姿が尊しくとも痛々しく辛いのは私だけだろうか。
身を持って・・あるいはお命をかけられるほどに、お見せになられているお姿に思えてならない。
天皇陛下のご回復を心からお待ち申し上げながら、どうぞご無理のなきようにと心よりお祈り致します。