日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 発表会 *

2012年02月26日 | 行事

昨日まで5日間、10度を少し超えていたのに、発表会と言うのに今日は最高気温7度、いじわるな気候。
8時20分、長女が息子一家、次女母子、私たちを車で拾って出発。
「これで全員やな」ひろとが言った。 香港のセイ君、我が子の発表会に仕事で参加出来ない展君、
2人をのぞいて10名、そう全員なのだ。  何かと言えば、全員が揃うのが当然のようなひろとの言葉が嬉しかった。

9時開会。 年長さんからの合奏、合唱が始まる。  それからは、年長さんからの遊戯、0歳児までみんな。
なつめの演奏はピアニカと鉄琴で「マル マル モリ モリ」と「おもちゃのシンフォニー」踊りは「レインボウレインボウ」
「キッドビクス」 声が大きいし、先生の言われる事を真面目にするし、あてにされている。 演奏も遊戯もバッチリ。
生まれたときは大変だった事が思い出され、なつめを見ていると健康なうえ、その成長ぶりに涙が出て来る。



かんたは同じ1歳児の中でも、4月生まれ2歳になっているので、3月生まれの子との1年近い差は大きい。
「たいこたいこドンドン」 の遊戯はばっちり。 泣いている子、きょろきょろしている子、踊れない子・・
そんな中で、平然とそして言うことなしの踊り、最後の決めポーズもばっちり。 



0歳児から年長さんまで、昨年もそうだけど先生方が夜を徹して作られた衣装、新しい歌の数々がいっぱい。
「Boy Friend」 「BORN THIS WAY」 「MR TAXI」「素敵な日曜日」など、大人顔負け。
これだけのことを覚え、教えるのって、先生のご苦労は並々ならないものがある。
時々なつめが演奏や遊戯、先生の厳しさを話した。 先生は全員人何点をくれるか不安そうだった。

脇で写真を撮りながらも、どの組の演技でも胸がいっぱいになり、涙が出て来たりするし、手を休めて
終わりには拍手を一生懸命にする。 ビデオを撮るのは分かるが、我が子や他の子供たちのこれまでの
努力、先生方のご苦労に対してももっと拍手をして欲しい。
どうしよう・・幕間のとき「みなさん、子供たちのがんばっている姿に、もっと大きな拍手をしましょう」と言いたい、
言えたら・・何度も思ったが、その勇気がなかった。 先生に言おうかとも思った。 情けなかった。
手があいている人でも拍手がない。 見れば自然に手をたたくだろう、それさえ出来ないのが不思議で仕方ない。

色々な講演会などに行っても、同じような思いになる。 講師の紹介や始まりや終わり・・
拍手は礼儀では無いだろうか。
時代が変わった? 時代が変わっても、変えてはならない事がある。 親の質が変わって来たのだろうか。

遊戯が終わって、愛ちゃんがなつめとかんたに手土産を、ひろとの手紙を添えて渡してくれた。
このような心遣いが、とても嬉しかった。 
帰りに、孫たちの好きな回転寿司「くら寿司」へ。 注文の品を新幹線が運んでくるし、お皿5枚について
1回のガラポン抽選、当たればおもちゃが出て来るから子供にはお楽しみなのだ。

食後息子一家は解散で送り届け、夫は出かけ、後は我が家で撮ったビデオを見た。
写真やビデオを撮っていると、自ずと我が子我が孫に集中し、全体の雰囲気が見えていなかったりする。
この日が近づき始めた頃から、そして昨日は特に、「緊張するわぁ」、ドキドキ」と何度も口にしていたなつめ、
そんな緊張の表情が思い切り伝わるビデオだった。 
終わってほっとひと息ついた。  それは親も子も、みんながほっとした今日。  お疲れ、お疲れ。