日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 七草もどき? *

2013年01月08日 | 料理・その他食

結局七草粥が出来なかった。  大根葉と水菜でもいい、青物ですれば良ったのだけれど。
要はお正月におせちやご馳走を食べて疲れた胃を休めると言うことであれば・・。

諦めきれずに朝、冷蔵庫の物をチョイス、大根、まいたけ、ぶなしめじ、えのき茸、きのこバージョンではあるが、
お粥にして夫と食べた。  七草もどき? 草ではないが、気分は七草。
ごまかしだが、ちょっとすっきり。 

胃を休めるにはいいかも知れないが、これで邪気まで払ってくれるだろうか。



七草以上にすっきりしていない事もある。 半月になる探し物・・が、見つからなくて憂鬱な日々でもある。
だから4日以来ブログの更新はしていない。 
長女が和歌山へ行くので両親にと衣料品や日用品の買い物に行くので、休みの次女と3人で買い物に出向いた。
行かなければ使わなかったであろうのに、見たらなんだかんだと買った。  気晴らしになった?

帰りに船場パーキングへ向かう時、「わ~! 気がつかへんかった」 
何年も通っているのにね、家ごとが看板の制服やユニフォームのお店。
面白いので長女も私もカシャ。

和歌山へ行き夕食をいただいた長女が、1時間くらいで帰るからと電話があったのは8時。 
お父さんが鮎を焼いて持たせてくれたので、家に持って帰ると言うので、時間をかけて食事をしながら待った。
9時ちょうどに帰って来た。

鮎釣り名人のお父さんが釣った貴重な鮎を、クリスマス前にも頂いたのに、また沢山頂いた。  有り難いなぁ。
釣ってすぐ下ごしらえして冷凍にする。  そんな新鮮な鮎の塩焼き。  子もちもある。 塩加減良くて実に美味しい。
夫も息子も展君も好物なのに、肝心な息子セイ君は、鮎が苦手ときて敬遠している。
食べてあげたらお父さんもどんなに嬉しいだろうなぁといつも思う。  新鮮だから臭みはないし、美味しいのに。
あ、もしかして2月の節分のイワシじゃないけど、鮎が邪気を払ってくれたかな?


* 七草なのに・・・ *

2013年01月07日 | 行事

昨夕、買い物に行った時、七草が売り切れていた。 
お昼過ぎ買い物に行ったら・・無い! 3軒回ったけど無かった。 八百屋さんにも無い!
ちらっと乾燥七草と言う袋が見えたが・・これは味気ない。
アッチャー! なんてこった! 夜に食べることにしたのがあかんかったのかな。
結婚して欠かしたこと無いはず、これってなんかいややわ~。 
一瞬、遠くのスーパーや八百屋さんに・・と思ったが、そこまでね・・とやめた。

長女が私と次女母子、5時終業の夫を誘って夫の姉の所に行った。
本当ならお正月姉夫婦とお酒を酌み交わすはずだったのに、夫がいなかったのでお正月行かなかったから。
同居している長男の子供に、お年玉を手渡した。 お嫁さんが美味しいお茶をいれてくれたのでいただいた。
あと、近所に住む姪っ子の2人の子供にもお年玉をと行った。
お兄ちゃんの方が水ぼうそうなので、まだやってないひろとやゆいちゃんにうつったらと誘わなかった。 

50日になるこうくん。

 
七草が諦めきれない私は、その近くのスーパーに行った。 ぐるぐると回ったが無い。
需要が少ないだろうと大量に置かなかったのか、それとも供給が多くて売り切れたのか。
七日を過ぎれば売れないからなぁ。  しかしこんなこと初めてである。

なつめが「ばぁば、七草さがしてんの?」大きな声で言った。 
「しー! そんな大きな声で言ったら恥ずかしいじゃない」
七草の日の夜なんてないよね~。 初めてこの行事、スルーだ。  なんだか食べないのは縁起が悪いみたいな。

あ~田舎の田んぼ道なら、あるだろうにね。  
七草・・それが298円は高いと思うのに、ラジオで「七草が揃ってない」とか、「せりとなずなばっかりだ」とか、
リスナーさんからの葉書を読んでいるのを聞いた。 そんなぁ。  草じゃん。 

七草の日、お粥で胃を休めるどころか、長田の横綱ラーメンでしっかり食事をして帰った。 
ラーメンも美味しいが、いつ来ても店員さんの愛想が自然で気持ち良く、それにフットワークがとてもいいのだ。
あ・・・七草なぁ・・諦めきれない私。 


* 1人で・・ *

2013年01月06日 | 雑感

夫は、あちこちお土産持って行ったりした。
お昼、うまい具合に友達から誘いがかかりひょいひょいと麻雀に行った。  
夫には、ゴルフ、麻雀、卓球、釣りなどと、それぞれに友達がいる、本当に結構なことだ。  
万が一私が先にいっても、時間を潰すには事欠かないであろうと思う。 
若い頃は、週3卓球、それ以外は毎日麻雀、ゴルフやスキーや遊ぶ事を不足にも良く思ったけれど、
今は先行きを考えると逆に有り難いと思う。   1人では、時間を潰せない外がいい派の人だから。

反対に私は家にいる派。  1人でいくらでも時間が潰せる。 やりたいことはいくらでもあるし、全然平気。
と言うのも、背後には夫がいてくれていると言う安心感があるからかも知れないが。 

(もう少しゆっくりして来てくれても全然いいのに・・)
帰りを待つ日々、そんなことを思っていたが、やっぱり自分だけの為の食事を作るより、夫の為に・・がいい。

しかし、急に年末年始を1人で過ごす事になって過ごす日々、神戸の夫人の毎日がこうであることを思い重ねた。
2日神戸に行って夫人とすき焼きをして食べたが、お正月を誰かと一緒に過ごすのは初めてだと言われた。
母親が亡くなりずっと1人暮らしだからと言っても、慣れているよと言っても、私からすれば寂しいと言うより侘しい。
この1人時間は、夫人の気持ちを思いやる為に与えられた時間だったのだろうかとも思った。
夫も私も、1人になっても近所に3人の子供たちがいる、世話にはならないと思っても、世話になる事は来る、必ず。

「いただきます」「どうぞ」  「ごちそうさま」「はい」  「行って来ます」「行ってらっしゃい」 「ただいま」「お帰り」
5日間、1人で言って、1人で答えていた。 

夕方、長女と3人で食べる夜のうどんすきの材料を買うためにスーパーへ行った。
明日の為に七草のセットを買おうと思ったのに、4時にしてもう売り切れていた。 珍しいこともあるものだ。
いつもは朝作るが、長女も一緒に夜に食べることにしている。  
(よし、明日はちゃんと買っておかなきゃ) 


* マーブルビーチで・・ *

2013年01月05日 | 風景・お出かけ

長女が帰国したのは夫の為ではあるが、甥っ子や姪っ子を遊んでやりたいと言う思いもあった。
息子は2日から仕事なので、愛ちゃんやひろとたちと一緒に過ごすことを、夫以下誰もがそう思っている。

長女が”りんくう”でたこ揚げをさせてやろうと言う企画をたてた。  
お昼前、みんなして出かけた。  孫が4人が顔を合わせると一気にハイテンション。 
 
イオンのフードコートで食事をし、ゲームやくじ引きをしたりで1時間を費やした。
微笑ましいちびっこのワンショット。

いよいよ目的の泉南郡田尻町のマーブルビーチへ。  みんなが持ってきた凧をあげる準備。
ここは大きな白い大理石が一面に敷き詰められたビーチである。 

今日は風が無い・・。  走らないと、あがらない。
孫たちはみんな嬉しそうだ。  かんたもゆいちゃんも、糸を持って一生懸命に走る。
子供は好きなんだなぁ・・凧揚げ。 
 あ~、来て良かったなぁ。  みんな楽しげ

平たい石を探して・・石の水切り。   ぽんぽんと石が波紋を広げる。  
孫たちは中々難しいが、平たい石を探すのも楽しげだ。

孫たちが軽々と歩くものだから、写真を撮ってあげようと私も水ぎわまで降りて行ったのはいいが、膝をやられた。
娘曰く、「子供の小さな足には石はどうってことないけど、大人には歩き難いし力を入れるから膝やられるのに、
行ったらあかんやん、あほやなぁ」 
そうよね、私もそんな気がした。

西の空が焼けてきた。  
煙突の煙が真上にあがっている。  写真としては今一である。 



「さぁ、帰ろうか、片付けようね~」
ゆいちゃんが急に座り込んで、泣きだした。 何を言っているのか聞きとれないが、何度も同じ言葉を繰り返す。
「もっとたこあげしたかったのに・・」らしい。  

日が落ちて・・
帰りにお寿司を買って帰り、家に帰りみんなで食べた。
息子んちのお土産を愛ちゃんや孫たちにお披露目しながら渡した嬉しそうな夫。 
お土産のおもちゃでみんなが盛り上がった。  賑やかさめでたき、お正月5日。  
夫には自分だけいい思いをしたと言う申し訳なさを、何度も口にしていたので少しだけほっとしたようだ。

長女の企画、親も子も楽しんだマーブルビーチたこ揚げ成功!


* 夫帰国、サプライズのサプライズ *

2013年01月04日 | 雑感

30日香港に行った夫が、今日は帰国する。 
関空から同行したセイ君の知人が、家まで送ってくれると言うので迎えに行かなくて良くなった。
帰りは遅いので夫から、お土産は明日渡すからと電話があり、次女も「明日行くわ」と電話があった。  
なのに7時頃「食事がすんだらそっちへ行くわ、お父さんを驚かせる、いた方が喜ぶやろう」
展君がパジャマ姿の、次女と孫2人を降ろして帰って行った。  
夫が旅行カバンをゴロゴロ押してくるのが分かったら、隠れて驚かせようと言う魂胆である。

夫から出発の1時間前「予定通り飛行機は飛ぶみたいや」と3時頃電話があった。
「今から乗る」とまた電話があった。 (ん?) やたらと電話をかけてくる夫では無いのにと思った。

8時過ぎ「着いたで、今荷物待ちや」 「お帰りなさい、みんな明日来るってよ」と嘘をついた。
「そうか、じゃぁ着いたってあいつに電話しとくわ」 えらい、まめに電話するなぁと思った。
それにしても不思議だったのは香港も4度目の夫、飛行機に乗ったら長女は必ず電話をくれるのに、無かった。

ゴロゴロカバンを押す音が聞こえた。
「帰ってきたよ! ほら!」 一斉に次女となつめ、かんたの3人は隠れた。 
私は迎えに降りて、玄関の扉を開けた。

「え~!! 何? そうなん! それで分かったわ、そう言うことやったんや」
夫から少し離れたところに、長女が笑いながら立っていたのだ。
それを見て、長女が帰るのを次女は知っていて私を驚かせようとひと芝居うっていたのんだと思った。
しかし「ひぃちゃん・・一緒に帰って来たし・・」 次女に聞こえるように言ったけど、3人は出てこなかった。 

「ひぃちゃんも帰って来るなんてびっくり、でも一瞬なんかそんな気がしないでもなかったわ、お父さん無事出国の電話無かったし」
そうこう3人で話をしていた時
「じゃじゃーん!!」 カウンターにしゃがんで潜んでいた3人が出てきた。
「あ~!びっくりした!」 まさかと思っていた夫は、驚きながらも嬉しそうに笑った。  
孫たち4人は我が家にいるとき、夫が帰った気配がしたら隠れることにしている、それは必ず。  
玄関に靴はあるし、部屋にも遊んでいた形跡をいっぱい残し、同じ場所カウンターの裏へ、ばればれなのにいつも。
 
長女は長女で、次女が明日来ると言いながら、もしかしたら驚かそうと来ているかもとか思ったらしい。
しかし玄関の靴は隠していたし、3人のジャンバーも隠していたし、部屋の乱れもなくきちんと片付けていたし、
そう感じさせるものは何もなかったから、部屋に入って予感がはずれたと思ったらしい。
、たまたま
長女が帰る事は次女も知らなかったのだ。  みんなの驚かせようが、たまたま重なった。
サプライズのサプライズで、一気に賑やかになった。
夫も私1人いるより、孫たちがいた方が嬉しいに決まっている。  

今回はゴルフ三昧だったのでお土産を買う為にもと、1週間の予定で長女が一緒に帰国したのだった。
長女は香港へ行ってまだ、2週間ほどしかたっていなかったのに。
セイ君が「一緒に帰って来たら?」そう言ってくれたらしい。 

みんなのお土産を次々に広げながら、満足だった旅の事を嬉しそうに話す夫。 
初日は気温が低かったが、後は二桁代こちらの倍ほどの気温で腰の具合も良かったらしい。
元気な夫の姿にほっとした。

「今年は結婚40周年やし」と、夫が私に思いがけないお土産をくれた。
「入るか?」 太い指なので2人で悩んだらしい。 「ぴったりやわ、嬉し!」
「良かった」と安心したようだ。 「あっそうや、せかっくならはめてもらおうっと」 
改めて指輪を夫に渡した。  
夫は私の手をとってはめてくれた、40年前の結婚式の時のように。  
思いがけないサプライズに感激して、ちょっとうるうる。

我が家にはそのままでは面白くない、同じことなら驚かせてやろうと言う楽しみ方、そんな風潮が良くある。
クリスマスのサンタうロースがそのいい見本だ。
こっちが驚かせようとしたことが、逆に驚かされて、おまけに嬉しいサプライズが重なった。 
指輪は長女の気づきであって、夫だけなら考えつかなかった。
セイ君が帰ってきたらと言ってくれたお陰、そして長女のお陰。

静かだった私のお正月三が日が、娘や孫たちが泊まって一気に賑やかになった。