ミルクレゥプのカルボナーラの逆襲2112 その時、納豆にネギも付いてほくほく

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Man Without Country - Foe

2012-06-17 10:37:40 | 洋楽レビュー/感想 2012
洋楽レビュー/感想。
ウェールズのカーディフ出身のエレクトロ・デュオの初アルバム。

◆Man Without Country - Foe
最近だとMGMTの1stやDelphicに近い、
ウェールズのカーディフ出身のエレクトロ・デュオの作品なんですが、
上記のアーティストより、もっとダークで冷たくて、
テクノ版マイブラ的なシューゲイザー(所謂ニューゲイザー)要素が強く、
初期のMewのようなヒンヤリ感と透明感とポストロック要素に、
New OrderやPet Shop Boys辺りのメランコリック感もあり、
モダンな感じなのに、どこかノスタルジックでもありますし、
独特の聴後感が残る興味深い作品ですね。

各曲ドラマティックでメロウに洗練されており、
効果的に使われるピアノ筆頭に、
アレンジはフックとセンスに溢れてますし、音色や音響面も凝っていて、
聴けば聴くほど練られてるのがよく分かり、深みさえ感じる…


斬新さは少ないですし、メロディーパターンがもう少しあれば、もっと良いかもですが、
全体通しての流れが素晴らしく、締めの曲も素晴らしいので、
個人的にが十二分に合格点を超えてる素晴らしい作品だと思う。お勧め。

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