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Help Is On The Way

2011-03-16 07:35:15 | 洋楽ネタ
Rise Againstの新作を歌詞を見ながら聞いたら、
Help Is On The Wayという曲が、
あまりにも今回の地震とシンクロしてるので、レビューを書く前に紹介します。


※重い内容なのでそういうのが読める気分の時に読んで下さい。



Rise Againstというバンドは常に政治的で社会的な歌詞の曲を書き続け、
音楽で革命を起こしてきた…というと大袈裟かもですが、
常に人々にいろんな問題提起をして警鐘を鳴らし、
共感した人を増やし続けて、戦ってきた訳ですが、
この作品でも、いろんな問題に触れていて、
同性愛嫌悪のいじめで起こった集団自殺がテーマの曲など、
政治から社会から環境問題まで触れているのですが、
その中に「Help Is On The Way」という、
メキシコ湾への重油流出事件やハリケーン・カトリーナについての曲があり、
いくつかの歌詞がニュージーランドと日本の地震を連想させ、
救いを求めても助からなかった人や助けれなかった人の無念などを、
両方の立場(視点)から歌っているとも捕らえれ、
元々震災の前に書かれた曲なのに、
まるでニュージーランドと日本の被災地の事のようで、
↓の曲は今回の災害と不思議なシンクロを感じます。

基本重い内容なんですが、
2:24~の歌詞は特に重く、最後のサビ前の歌詞が、
「We were told just to sit tight,
Cause somebody will soon arrive.Help is on the way.
But it never came! It never came!」
(私達はここで座ってじっとしているように言われた
誰かがすぐにここに来てくれるから、助けが来るからと
でもそれは来なかった!決して来なかった!)
なんで、
助けを信じて待ってたのに助からなかった人…無念の状況で亡くなった人の事を連想させ、
やりきれない気持ち…複雑な気持ちになります…


あと他に、
「Endgeme」という曲があるのですが
簡単に内容説明すると、
私達が依存している灯油を筆頭に、
資源エネルギーはいつか無くなり、
このままでは地上は水没して、
人類は滅んでしまう…Endgameを迎えてしまうというような
人類に警鐘を鳴らしている曲で、
サビでその終盤の状況を描写してるのですが、
サビの初めの歌詞が
「The city lights are down, the kerosene's run out」
(町明かりは消えていき、灯油も無くなった)
で「ぞくっ」としたし、
抽象的というかいろんな捉え方が出来る歌詞で、
中途半端な自分の英語力じゃ誤訳しそうなのもあり、訳すのは止めますが、
実に興味深い内容なんで、英語分かる方は、
調べて読んでみる事をお勧めいたします。



最後に、
Help Is On The Wayの素敵なカバーを見つけたので、
震災で亡くなられた方への追悼の意味も込めて貼り。

レクイエム的な&被災者に追悼の思いを感じる、
実に感動的で良いアレンジだ。


※追記
後日書いた「Help Is On The Way」の日本語訳入り曲解説記事へのリンク



改めて、
ニュージーランドと日本の震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
R.I.P




PS
この作品のレビュー/感想は後日書きます。

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