今年のアメリカでヒットした曲の一つに
「Kendrick Lamar」の「Not Like Us」という曲があります。
元々は去年発表された
「Drake」のアルバムに参加した「J.Cole」が曲の中で、
「2010年代後半のMC(ラッパー)ビッグ3は俺(J.Cole)とDrakeとLammarだ」と述べた所、
Drakeの事を認めていない&嫌っている「Kendrick Lamar」が
「ビッグ3なんてふざけんな、ただビッグな俺がいるだけだ」と
否定した事から始まった「ビーフ(※)」がきっかけで出来た曲で、
(※音楽の中で相手を罵ったり攻撃して喧嘩する事。言い争い)
詳細は調べれば直ぐ分かるので出来るだけ省いて書くと、
何回目かのビーフのやりとり時に
「Drake」が「Lammr」の家族や仲間や地元に付いて口汚く罵って来たので、
「お前がその気なら完膚なきまでに叩きのめしてやるよ」的に発表されて、
多くの人がこの曲を聞いた時に「このビーフはLamarの勝ちだ!」と述べているように、
ジャケから未成年への性犯罪者が住んでいる所に付けられるタグが
Drakeの自宅に大量に付けられているというフルスロット振りですし、
(※10代の時の「Billie Eilish」や「Millie Brown」とメールのやりとりをしていて、
知り合いの恋人含めて多くの女性に手を出しているという「事実」があって、
女癖が悪くて犯罪まがいの事も沢山しているという「噂」があるのでそれを揶揄しています)
リリック(詞)やラップスキルなんかもDrakeを圧倒しており、
最初は小馬鹿に揶揄する感じで弄って、
途中から誰もが納得する感じの巧妙な例えや事実を出して
痛い所をこれでもかとばかりに突きまくるという、
これ聞いたDrakeは顔真っ赤にしてプルプルしてる&息して無いんじゃないのって感じの
巧妙で痛快な内容なのに加えて、
ダブルミーニング所かトリプルミーニング以上の部分もあったりするように
リリックが凝りまくりで言葉遊びも多くて凄まじいですし、
あまり怒りの感情を出さずに客観的にテクニカル且つクールに
ラップしてるのも余裕って感じで凄いのですが、
本人曰くただのビーフソングにせずに
騒動を知らずに聞いても盛り上がれるように作ったという事で
後にMVまで作られて日本では独自に公式から和訳付きでMVがアップされたように、
ビーフソングでありながら総合チャートでも上位に来くるくらいのヒット曲になっていて、
広場やクラブで掛かれば観衆がノリノリで踊りながら
大合唱するくらい盛り上がる曲になっているように、
人気の面までDrakeを圧倒しているんだよね…
●【和訳】ケンドリック・ラマー - Not Like Us / Kendrick Lamar
ただ詳しくリリック(詞)を理解をしていなくても良い曲とはいえ、
やっぱりこの曲はリリックをある程度ちゃんと知ってこそというか、
アメリカのいろんな文化やヒップホップの歴史や二人の事を知っていないと、
↑に貼った和訳動画だけではリリックの意味の半分も理解出来ないくらい
拘りが強くて奥が深くて巧いんですよ。
例えば「約1:00~」の
「俺はこの体(未成年)はパスしとくわ。ジョン・ストックトンみたいに」という部分は
ストックトンという人は正確かつ的確なパスを出す事から
「郵便局長」というニックネームまであったくらいの
歴代最多のアシスト記録を持つNBAの名選手なんですが、
他にも名選手が多く居る中でなんでその選手の名前を出したかと言うと、
そのパスを最も受けて正確にゴールにボールを届けていたチームメイトの
通称メールマンこと「カール・マローン」という選手が
20歳の時に13歳の女性を妊娠させた事に引っ掛ける為でしょうし、
(あとストックトンが身長の低い選手なんで
子供(未成年)を連想させる意味もあるとかないとか…)
なんでNBA選手を引き合いに出していたりNBAネタが多いかと言えば
DrakeはNBAチームのトロント・ラプターズの
共同オーナーの一人だからですし、
他にもリリックの中にいろんな意味が含まれているように、
この曲はほとんどのリリックに多くの意味が多く入っていて、
前後の歌詞絡めてとかだと二重所か三重~四重の意味が含まれていますし、
社会問題についての曲も多い事で有名な「Kendrick Lamar」という事で、
「3:30~」は黒人の歴史の話も絡めてディスしてるように、
知的な部分も見られるのは流石だなと。
もっと詳しい解説や考察は
今の日本でヒップホップの事を語らせたら右に出る者は居ないあろう
↓の「ShotGunDandy」さんの動画を見るのが一番なんで興味ある方はどうぞ。
●【緊急動画】【徹底解説】Kendrick Lamar - Not Like Us【最新曲】【HipHop】【洋楽2024】【リリック】【Drake】【Dis】【J Cole】
なお事の発端の「J.Cole」は
最初にLamerに対してディスソングを出したものの、
早々に謝罪をして逃げてしまいましたし、
(曲の中ではファウルした(間違えて手を出してしまった)と例えています)
この後に発表した「Drake」のアンサーソングは
タイトルから子供染みていますが
リリックの内容も子供じみた感じ多めですし、
俺が言ったことには答えていないと言いつつ
親友居ない問題筆頭に自分もあまり触れていないという
ブーメラン状態だったり、
歌詞に込められた意味を理解出来ていなかったりするように、
以前のような勢いが全く無いっていうw
結果的に多くのMC(ラッパー)は
「Kendrick Lamarを敵に回してはいけない」と学んだでしょうねw
ちなみに
「Kendrick Lamar」は売られた喧嘩を買った(勝手に嫌いな奴と同格にされたので否定した)だけなんで、
批判するのは筋違い感もあるとはいえ、
かなり攻撃的で野蛮な感じも無きにしも非ずなのもあり、
傍から見てるとこのビーフ騒動は醜くも見えたし、
この騒動を利用して成り上がろうとしたり、
逆に評価を落とした人も居るので、
一番賢いのはこのビーフ騒動そのものを最初から
冷ややかな目で見て小馬鹿にしていた「Vince Staples」かなと。
間違いなく「アホくさw」としか思っていないかとw
「Kendrick Lamar」の「Not Like Us」という曲があります。
元々は去年発表された
「Drake」のアルバムに参加した「J.Cole」が曲の中で、
「2010年代後半のMC(ラッパー)ビッグ3は俺(J.Cole)とDrakeとLammarだ」と述べた所、
Drakeの事を認めていない&嫌っている「Kendrick Lamar」が
「ビッグ3なんてふざけんな、ただビッグな俺がいるだけだ」と
否定した事から始まった「ビーフ(※)」がきっかけで出来た曲で、
(※音楽の中で相手を罵ったり攻撃して喧嘩する事。言い争い)
詳細は調べれば直ぐ分かるので出来るだけ省いて書くと、
何回目かのビーフのやりとり時に
「Drake」が「Lammr」の家族や仲間や地元に付いて口汚く罵って来たので、
「お前がその気なら完膚なきまでに叩きのめしてやるよ」的に発表されて、
多くの人がこの曲を聞いた時に「このビーフはLamarの勝ちだ!」と述べているように、
ジャケから未成年への性犯罪者が住んでいる所に付けられるタグが
Drakeの自宅に大量に付けられているというフルスロット振りですし、
(※10代の時の「Billie Eilish」や「Millie Brown」とメールのやりとりをしていて、
知り合いの恋人含めて多くの女性に手を出しているという「事実」があって、
女癖が悪くて犯罪まがいの事も沢山しているという「噂」があるのでそれを揶揄しています)
リリック(詞)やラップスキルなんかもDrakeを圧倒しており、
最初は小馬鹿に揶揄する感じで弄って、
途中から誰もが納得する感じの巧妙な例えや事実を出して
痛い所をこれでもかとばかりに突きまくるという、
これ聞いたDrakeは顔真っ赤にしてプルプルしてる&息して無いんじゃないのって感じの
巧妙で痛快な内容なのに加えて、
ダブルミーニング所かトリプルミーニング以上の部分もあったりするように
リリックが凝りまくりで言葉遊びも多くて凄まじいですし、
あまり怒りの感情を出さずに客観的にテクニカル且つクールに
ラップしてるのも余裕って感じで凄いのですが、
本人曰くただのビーフソングにせずに
騒動を知らずに聞いても盛り上がれるように作ったという事で
後にMVまで作られて日本では独自に公式から和訳付きでMVがアップされたように、
ビーフソングでありながら総合チャートでも上位に来くるくらいのヒット曲になっていて、
広場やクラブで掛かれば観衆がノリノリで踊りながら
大合唱するくらい盛り上がる曲になっているように、
人気の面までDrakeを圧倒しているんだよね…
●【和訳】ケンドリック・ラマー - Not Like Us / Kendrick Lamar
ただ詳しくリリック(詞)を理解をしていなくても良い曲とはいえ、
やっぱりこの曲はリリックをある程度ちゃんと知ってこそというか、
アメリカのいろんな文化やヒップホップの歴史や二人の事を知っていないと、
↑に貼った和訳動画だけではリリックの意味の半分も理解出来ないくらい
拘りが強くて奥が深くて巧いんですよ。
例えば「約1:00~」の
「俺はこの体(未成年)はパスしとくわ。ジョン・ストックトンみたいに」という部分は
ストックトンという人は正確かつ的確なパスを出す事から
「郵便局長」というニックネームまであったくらいの
歴代最多のアシスト記録を持つNBAの名選手なんですが、
他にも名選手が多く居る中でなんでその選手の名前を出したかと言うと、
そのパスを最も受けて正確にゴールにボールを届けていたチームメイトの
通称メールマンこと「カール・マローン」という選手が
20歳の時に13歳の女性を妊娠させた事に引っ掛ける為でしょうし、
(あとストックトンが身長の低い選手なんで
子供(未成年)を連想させる意味もあるとかないとか…)
なんでNBA選手を引き合いに出していたりNBAネタが多いかと言えば
DrakeはNBAチームのトロント・ラプターズの
共同オーナーの一人だからですし、
他にもリリックの中にいろんな意味が含まれているように、
この曲はほとんどのリリックに多くの意味が多く入っていて、
前後の歌詞絡めてとかだと二重所か三重~四重の意味が含まれていますし、
社会問題についての曲も多い事で有名な「Kendrick Lamar」という事で、
「3:30~」は黒人の歴史の話も絡めてディスしてるように、
知的な部分も見られるのは流石だなと。
もっと詳しい解説や考察は
今の日本でヒップホップの事を語らせたら右に出る者は居ないあろう
↓の「ShotGunDandy」さんの動画を見るのが一番なんで興味ある方はどうぞ。
●【緊急動画】【徹底解説】Kendrick Lamar - Not Like Us【最新曲】【HipHop】【洋楽2024】【リリック】【Drake】【Dis】【J Cole】
なお事の発端の「J.Cole」は
最初にLamerに対してディスソングを出したものの、
早々に謝罪をして逃げてしまいましたし、
(曲の中ではファウルした(間違えて手を出してしまった)と例えています)
この後に発表した「Drake」のアンサーソングは
タイトルから子供染みていますが
リリックの内容も子供じみた感じ多めですし、
俺が言ったことには答えていないと言いつつ
親友居ない問題筆頭に自分もあまり触れていないという
ブーメラン状態だったり、
歌詞に込められた意味を理解出来ていなかったりするように、
以前のような勢いが全く無いっていうw
結果的に多くのMC(ラッパー)は
「Kendrick Lamarを敵に回してはいけない」と学んだでしょうねw
ちなみに
「Kendrick Lamar」は売られた喧嘩を買った(勝手に嫌いな奴と同格にされたので否定した)だけなんで、
批判するのは筋違い感もあるとはいえ、
かなり攻撃的で野蛮な感じも無きにしも非ずなのもあり、
傍から見てるとこのビーフ騒動は醜くも見えたし、
この騒動を利用して成り上がろうとしたり、
逆に評価を落とした人も居るので、
一番賢いのはこのビーフ騒動そのものを最初から
冷ややかな目で見て小馬鹿にしていた「Vince Staples」かなと。
間違いなく「アホくさw」としか思っていないかとw