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Letlive - Fake History

2011-01-11 19:57:16 | 洋楽レビュー/感想 2011
洋楽レビュー/感想。
今回はカオティックでへヴィでスクリーモなバンドの作品になります。



◆Letlive - Fake History
LAで結成されたバンドの作品なんですが、
帯の紹介文にも書いてあるように、
アフリカン・アメリカン/メキシカン/アイリッシュといった
多国籍なルーツを持つメンバーだけに、
リズム面でもいろんな要素があり、
アフリカン的なトライバルなビートや、
変拍子なども上手く使ってますし、
曲調は基本的にはカオティックでへヴィなスクリーモ/ポストハードコアなんですが、
カオティックコアに通じる感じの濃いへヴィなものから、
ブルージーでジャジーなものにハードなR&R的なものまであり、
この系統のバンドでは、曲のバラエティが豊かでよいよい。

フックの付け方に曲の組み立て方やアレンジが見事で、
曲調コロコロ変わったりするのに、
複雑に聞こえさせない巧さがありますし、
へヴィながら割と聞きやすく、
勢いに溢れてるとは言え、
バラエティ豊かで緩急もしっかりつけていてるので
アルバム通して飽きずに聞けますし、
サビとサビ前で、かなりコントラストを付けてる為、
ただでさえキャッチーでメロディアスなサビのメロディーが、
より美しく印象的に聞こえますね。
歌詞は宗教色が強いとはいえ、
社会的でもあったりとなかなか深く、
いろんな曲調の曲があるのに、
ちゃんとアルバム通してまとまりがありますし、
ボーカルが実に素晴らしく、
スクリームからクリーントーンまで声の使い分けは見事ですし、
何よりエモーショナルというに相応しいスクリームは圧巻で、
よく比較されるUnderoathやGlassjawに匹敵するくらいの、
リアルな説得力があります。

ちょっと前のUnderoathやA Static Lullabyや、
Norma JeanやGlassjaw辺りが好きな人には、特にお勧めですし、
前述のようにメロディアスでバラエティ豊かで聞きやすく、
ボートラ&訳付きで1500円くらいの安い値段で買えますので、
Story of the YearやHopes Die LastやA Skylit DriveやFinchや昔のEscape the Fate辺りの、
あまりコア過ぎないスクリーモが好きな人にも、お勧めですよー




PS
Glassjawの新作EP、マジ最高!
個人的にはToolやDeftonesなどと並んで、
へヴィ系では特に好きなバンドなので、
このEPの出来の良さは嬉しいぜ!!


相変わらずの、この濃さ!このバンドは別格過ぎる…


PSのPS
CDの価格が安いと言えば、
来週発売の「White Lies」も値段控えめで、嬉しいぜ!超好感持てるわ!
個人的にもこれくらい(1500円前後)がCDの適正価格だと思いますので、
これからも、これくらいの価格で日本盤が出るといいな…

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