2012春アニメの感想15

2012春アニメの感想15。
最後まで見た感想。


◆あっちこっち
とにかくつみきが可愛過ぎた！
大久保さんの芝居もつみきの魅力を最大限に表現していた感じで、
ヤバ素晴らしかった！最高！！
岡本さんのイケ面ボイスでの歯の浮くような…
…この作品的に言うなら鼻血が出るような台詞も良かったし、
真宵役の生天目さんと榊役の浅沼さんの芝居が、
躍動感と遊び心に溢れ魅力たっぷりで最高だったし、
声優さんの芝居が光った作品でしたね
演出にもう一捻り欲しいのも事実ですが、
作画は普通に良かったし、
時々「くすっ」と笑えたりニヤニヤ出来て、
のんびり見れる雰囲気の良い作品だった。


◆夏色キセキ
御石様を活かした自由度の高い話が中心で、
ぶっちゃけ脚本が微妙な回もありましたが、
入れ替わる回と夏海が分裂する回と子供時代のお化けの話や
最後の終わらない夏休みの話は秀逸でしたし、
凛子ママの今までの行動や今回の「いつ帰ってくるの」発言に
今回の夏海ママとの含みのあるやりとり見るに、
御石様の事を知ってるのは間違いないですし、
もしかしたら子供の頃同じような経験をしてたのかもですが、
そこを明らかにせずに終わったのも良いと思いましたし、
最終回もこの作品らしい終わり方で実に良かったー！
作画がよく崩れたのは残念でしたし、
斬新さや派手さは無かったですが、
丁寧で細かい構成や演出は流石のプロクオリティーで、
改めて1話見ると分かるように、
初めは4人が微妙にすれ違っていてギスギスしてるのですが、
どんどんすれ違いがなくなり、以前よりも仲が良くなっていく過程も見事でしたし、
夏の匂い満載のノスタルジックな雰囲気がある、
良いドタバタ青春群像劇だったと思う。
スフィアの宣伝アニメと批判もされてますが、
終わってみればこの4人だからこそ魅力が出た(出来た)作品ですし、
改めてスフィアの4人は素晴らしい声優さんだなと思えるくらい芝居の巧さも光ってた。
キャラ別に言うと紗季ちゃんマジ色っぽかった！
伊達に中の人が一番年上(ry
ちなみに春アニメで一番最初と最後の印象が変わった作品でもありました。
途中で見るの止めなくて本当に良かった。良作！


◆さんかれあ
最後がああいう終わり方だったんで、
最高とまでは言わないまでも、基本的に良いゾンビアニメだった！
ゾンビになる事で普通の日常を手に入れたけど、
それがいつまで続くのかは分からないという、
明らかにハッピーエンドになりにくい設定の中で、
ラブコメ要素を入れたりして暗い雰囲気にはしてなく、
かといって中身が無いような(軽すぎる)事も無く、
シリアス展開も入れてメリハリ付けて巧く作られており、
演出が大袈裟過ぎると思える部分も多少ありましたが
綺麗な作画に丁寧な演出と構成で、
親父の変態っぷりは、やばかったしw
礼弥役の声優さんの内田さんはイメージピッタリで実に良かったし、
アブノーマルな設定でありながら、
同時に個性的で魅力的な作品で最後まで面白かった。
原作買って来よう！