ミルクレゥプのカルボナーラの逆襲2112 その時、納豆にネギも付いてほくほく

コアでマニアックな洋楽に坂道シリーズにアニメと声優が好きな
マイノリティによるブログタイトル通りのカオスなブログですw

Wild Nothing - Nocturne

2012-10-24 21:15:12 | 洋楽レビュー/感想 2012
洋楽レビュー/感想。
インディ/ポストパンク/ニューウェイヴ/ネオアコ/ギタポ。


◆Wild Nothing - Nocturne
前作が評価高いと新作作るにあたって、
いろいろプレッシャーが掛かったりして、
我を失ったり迷走したりで、
逆に無難な作品を作ったりしがちですが、
この新作は肩の力を抜いて今の自分の在りのままを出した感じの、
自然体でいて着実に前に進んだ作品で、
前作が好きな人なら普通に作品の中に入って行けるような雰囲気に溢れ、
相変わらず素敵な作品になってますよ!

ドリーミーで甘酸っぱくもメランコリックで、
冷たくもあるけど、どこか暖かさもあるという基本路線を守りつつ、
前作には無いようなアレンジや雰囲気の曲もあるように、
アレンジがさらに多彩で凝ってるし練りこまれていて、
空間処理の仕方や緩急の使い方は素晴らしいし、
よりCloud Berry Jam的な雰囲気というか、
スウェディッシュポップ的なオシャレさが増して洗練されていて、
センスが増してオシャレになったJoy divisionみたいな雰囲気もありますし、
特に今作はギターのアレンジの巧さが秀逸で、
プレイは勿論、音響にディレイの掛け具合にギターの重ね方など実に凝ってて、
前作同様に聞けば聞くほど良くなってくる&上手く出来ており、
内省的で抽象的でいてシンプルな言葉の歌詞も素晴らしく、
充実感と満足感がある素晴らしい一枚かと。

ただ前作にあったようなメロディーの曲もあるように、
メロディーが若干パターン化してるかも…

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 洋楽メタルメモ2 | トップ | ランス・アームストロング »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

洋楽レビュー/感想 2012」カテゴリの最新記事