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Jonathan Davis - Black Labyrinth

2018-06-08 19:08:11 | 洋楽レビュー/感想 2018
洋楽レビュー/感想。

ダークでパーソナルで内省的な歌詞が秀逸な、
ヘヴィでダークでメロウなオルタナメタル作品。



◆Jonathan Davis - Black Labyrinth
KornのフロントマンのJonathan Davisのソロ作品なんですが、
基本的にはヘヴィでダークでグルーヴィーな感じで、
Kornで聞いたような感じの、
メロディーや展開が至る所にあるので、
音楽的には新鮮さはあまり感じないとはいえ、
歌詞はJonathan Davisらしい、
ダークでパーソナルで内省的な感じでありながら、
前向きな感じの物やロマンティックな感じの物もあったりで興味深いですし、
Kornほどヘヴィさや激しい感じが無く、
もっとメロウでキャッチーで、
各曲シングルカット出来そうなくらい、
コンパクトに巧くまとまっているので、
初めから最後まで普通に通して聴けますし、
スケール感や開放感があって、
オリエンタル&エスニック風アレンジがあったりと、
演奏やアレンジ面は聞き応えがありますし、
中間部中心にフックがしっかりあるので、
想像していた以上にストレートで聞き易い作品ですね。

バグパイプがあまり聞かれないとはいえ、
とにかく「Jonathan Davis」らしさに溢れていて、
現在の等身大のJonathanの個性と魅力が存分に詰まっており、
Kornの時にはあまり感じなかった誠実さも感じますし、
アレンジ面で工夫も見られるし、
曲自体も悪くないので、
決して悪い作品では無い。
でも手放しで良い作品かと言われると微妙で、
個人的には物足り無さを感じるんだよね…
聞いてて「印象に残った曲」と言えるのは、
以前に記事書いた(以前に書いた記事はこちら)
達観したような深い歌詞の「What It Is」と、
壮大なスケール感があってドラマティックな展開の、
Jonathanらしさが溢れつつロマンチックな歌詞の「Basic Needs」くらいで、
全体的に小さくまとまり過ぎてるというか、
無難過ぎで新鮮味と面白みに欠ける。
ただ上記した2曲は素晴らしいですし、
歌詞は最近のKorn作品より内省的で奥深くて良いので
アルバムの値段も安いのもあり、
買って損した感覚は無いです。

Jonathan Davisに何を求めてるかで評価が分かれそうとはいえ
2000年代以降のKornが好きならお勧めですし、
初めに貼ったティーザー映像見て気に入ったら買って損はしないかと。


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