ミルクレゥプのカルボナーラの逆襲2112 その時、納豆にネギも付いてほくほく

コアでマニアックな洋楽に坂道シリーズにアニメと声優が好きな
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Julianna Barwick - Nepenthe

2013-11-18 20:34:10 | 洋楽レビュー/感想 2013
洋楽レビュー/感想。

只管に壮麗で幻想的で容赦なく美しい、
天上の音楽的なアンビエント/ドローン作品。


◆Julianna Barwick - Nepenthe
例えるなら天使/天界/天上の音楽。
季節で言うなら冬。
色で言うなら白。
それも他の色が少し見えてもすぐに白に塗り潰されるような、
決して抗う事の出来ない圧倒的な白。
幽玄なんていう言葉が生易しいくらい、
只管に壮麗で幻想的&神秘的な、
容赦なく美しい音楽世界が拡がっていて、
天使の歌声のようなコーラスも相まって、
完全に天国の音楽な感じで現実感がなく、
相変わらず鬱な時に聞くと、
癒されるを通り越して天に召されていく気さえしますね。

基本的には前作同様に
自身のヴォーカル・ハーモニーを幾重にも重ね、
ミニマルにループさせる形とはいえ、
メロディーを感じる(歌ってる)曲もありますし、
以前より弦楽器やピアノが目立っているように
古典的なクラシックや教会音楽的な要素をかなり取り入れており、
軸をぶれさせずに深化してる印象を受けますし、
人間らしさや生々しさが増えてるんですよね…
…まぁJulianna Barwickは人間なんで、
人間らしく無かったら変なんですけどw
でもJulianna Barwickの作品は人間離れというか浮世離れしてる雰囲気なだけに、
こういう不思議な感想に辿り着くんですよねー

神々しくて神秘的で天上の音楽のようなのに、
人間の生命も感じる壮麗で幻想的で素敵で容赦なく美しい、
分かり易いとも難解とも言える不思議で魅力的な作品だと思う。良作で美作!

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