ミルクレゥプのカルボナーラの逆襲2112 その時、納豆にネギも付いてほくほく

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Gorguts - Colored Sands

2013-11-21 21:45:21 | 洋楽レビュー/感想 2013
洋楽レビュー/感想。

緩急の効いた変幻自在のリズムで予測不能な曲展開に溢れてる、
不穏で邪悪で独特の暗黒美に彩られているデスメタル作品。
12年振り(!)の新作です。

◆Gorguts - Colored Sands
圧倒的な闇の中で蠢く音。
不穏で混沌とした空気。
「這い寄る混沌」を音楽にしたかのような、
独特の不穏で邪悪で存在感溢れる世界観があり、
聞けば聞くほど暗黒の世界へと引き擦り込まれていきますね…

変幻自在にリズムが変わる緩急の効いたドラムに、
効果的なハーモニクスの使い方が光る、
触手のように蠢く不協和音だらけのギター。
変拍子だらけで変幻自在&予測不能な曲展開は実に素晴らしく、
不穏な空気出しまくりでゾクゾクしますし、
演奏自体はプログレ風味もあって複雑ですが、
曲構成が巧みなんで難解さはあまり感じ無いですし、
邪悪で不穏な世界観で統一していながら、
ダークシンフォニーな曲を挟んだりと、
途中でダレないような配慮がありますし、
アレンジも巧みでフックに溢れてるのもあり
アルバム通して隙らしい隙がなく、
実に濃厚で醜悪で地獄のようでいて美しくもある暗黒の世界が拡がっており、
独特の暗黒美に彩られてる。

正直、ちゃんと聞いた事なかった(つべで聞いたくらいしかない)のもあり、
評価はしつつもGorgutsに影響を受けてるであろう、
Deathspell OmegaやUlcerateの方が評価高かったのですが、
Gorguts負けてない…どころか一種の貫禄すら感じるわ!良作!

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