↑ 2019/07/13 撮影
[ イネ科オカメザサ属の常緑竹類 ]
日本原産ですが自生地は不明です。
庭園や生垣などに栽培されている小型の竹で、
密集した群落を作っています。
稈(かん)の高さは、1〜2m。
根は横に這い、稈は半円筒状で細く直立し、節が高く、節間は6~10㎝です。
枝は各節から5本出て、とても短く、その先端に1~2枚の葉を付けます。
葉は、長楕円形ないしは披針形で長さ7~12㎝、先は鋭く基部はやや鈍く尖っています。
ときに縁が外に巻いて長さ1㎝の柄となります。
質は薄く、表面は滑らかで黄緑色、裏面は白っぽく軟毛が密生しています。
大部分の葉には葉鞘がありません。
花期は、初夏(まれ)。
花はまれに開花し、花穂は柄が無く束生し、小穂には3個の花があります。
雄しべは3個、花柱は3個です。
タケノコは4月~5月上旬に出て、扁平です。
名は、東京浅草の酉の市で「おたふく」の面をこの竹竿につり下げたことから付いたそうです。
別名 : ブンゴザサ(豊後笹)・ゴマイザサ(五枚笹)・メゴザサ
以前はオカメザサを低く刈り込んで
グリーンカバーにしていましたが、
今は鉢植えにして楽しんでいます。
2019/07/13 撮影
< 2018 年 >
2018/12/16 撮影