10月8日(金曜日)、28歳という若さにもかかわらず、病気で亡くなられたロードレーサーの宇田由香さんに、倉田市長から「市長表彰」が贈られました。
宇田由香さんは、箕面市出身で、中学校から大学までは陸上部に所属し、10,000m走や駅伝などで活躍されました。
その後、サイクルショップに勤務したことをきっかけにロードレースを始め、めきめきと頭角を現し、数々の大会で活躍されました。
北京オリンピック候補の選定では、出場枠1枠のため惜しくも選ばれませんでした。
2009年2月に行われたレディース・ツアー・オブ・カタールに日本ナショナルチームとして出場中に体調不良を訴え、急性骨髄性白血病が判明しました。以後、闘病生活となり、今年7月に他界されました。
10月8日(金曜日)午後、由香さんの夫でロードレースのコーチであった裕行さんらご遺族が来庁されました。
市長表彰は、市役所の市長応接室で行われ、由香さんの生前の今年7月1日にさかのぼり、倉田市長から夫の裕行さんに表彰状が手渡されました。
表彰状を受け取った裕行さんは「由香は入院中も日の丸のジャージを着ていて、いつか必ず競技に復帰できることを望んでいました。私も元気になってくれればと思っていました。亡くなって無念だったと思いますが、最期までよくがんばりました。本日、このような賞をいただけて、あらためていろんなかたに支えていただいていたことをうれしく思います」と話しました。
<由香さんのご冥福をお祈りいたします。いつまでも由香さんの勇姿を忘れません…