3月22日(火曜日)、今井京阪神運輸株式会社のお風呂付きトラックが、被災されたかたに、温かいお風呂に入ってもらおうと被災地へ向けて出発しました。
今井京阪神運輸株式会社では、21日(祝日)、社員12人が半日掛かりで4トンの冷凍車を改造し、3つの「浴槽」と2つの洗い場を備えたトラックを作りました。
現地へは、ドラム缶を10缶積んだ4トン車とともに赴き、現地近くの清流で水をドラム缶に入れ、現地で調達した材木を燃やしてお湯にし、ポンプによりお風呂車にお湯を流すことで、お風呂を利用していただけるそうです。
今回は、今本代表取締役ら5人がまずは被災地の岩手県九戸郡野田村へ向かい、約1週間の滞在を予定しています。
今本さんは、「被災地のようすをテレビで見ていて、お風呂が不足しているのを知りました。元々が冷凍車なので、お湯が冷めにくいと思います。早く被災されたかたに、温かいお風呂につかっていただき、少しでも避難所生活の疲れを癒してほしいです」と話しました。
今本さんは、阪神・淡路大震災で被災され、西宮市のご自宅が全壊した経験もあり、今回の地震では、会社の前で、ご自身が所属しているNPOの活動として救援物資受付をされていました。また、箕面市が物資搬送に苦慮していることを聞きつけ、会社として、岩手県釜石市へ救援物資を運搬されました。
<冷凍車がお風呂付きトラックに変身するとは、ビックリだね。被災地のかたもうれしいよね。今井京阪神運輸さん、すごいな。