12月8日(土曜日)、とどろみの森学園運動場において、箕面市消防救助隊、豊能町消防救助隊、大阪市消防局航空隊が合同で消防ヘリコプターによる救出救助訓練を実施しました。当日は、風が強く吹き、ときおり雪も降る厳しい天候の中での訓練となりました。
この訓練は、中高層建物火災をはじめ、山間部での遭難や、風水害などで、消防ヘリコプターによる救助が必要な状況を想定し、安全・確実・迅速に救助活動ができることを目的に毎年実施しています。
降下訓練の風景
隊員がロープを使用し、消防ヘリコプターから降下訓練をおこないます。
大阪市消防局は、消防ヘリコプターを2機保有しており、いずれも八尾空港に配備しています。
箕面市から八尾空港までは、車で1時間以上かかり遠いような気がしますが、消防ヘリコプターは約15分で到着することができます。
救出訓練の風景
地上の隊員が連携して、救助した人を救出用の担架に固定しています。
吊り上げ救出の風景
救助した人を担架に固定した後、消防ヘリコプターで吊り上げ救出しています。
訓練参加隊員(箕面市消防救助隊、豊能町消防救助隊、大阪市消防局航空隊)
箕面市消防本部及び豊能町消防本部は、山間部を多く管轄しています。このような消防ヘリコプターを使用した連携訓練を定期的に実施し、市民の安全・安心の確保に努めています。
<消防救助隊のみなさん、市民の安全・安心のためにがんばってください!