平成25年1月17日(木曜日)午前10時から正午まで、箕面市では初めて全市で一斉に総合防災訓練を実施しました。
午前10時に全市一斉に防災行政無線を通じ、箕面市で震度6強の地震が発生したと想定した訓練です。
隣近所のかたの安否確認を行ってください」という放送とサイレンを合図に、全市で一斉に総合防災訓練を行いました。
市立の各学校・幼稚園・保育所では子どもたちが避難訓練を行い、各公共施設では市民のみなさんにも参加を呼びかけ避難訓練を行いました。
また、自治会等では黄色いハンカチを使った住民の安否確認の訓練が行われ、小学校区単位で結成されている地区防災委員会では、避難所開設の手順の確認や自治会からの安否情報の報告を受ける訓練を行いました。
市では、災害対策本部を立ち上げ、発災直後から24時間後を想定したシミュレーション訓練を行い、その中で災害発生時に関係機関とスムーズに連携が図れるよう、実際に電話をかける情報伝達訓練を行いました。
今回出たさまざまな課題は、次回の訓練に活かし、実際に災害が起こった際に備えて、訓練の精度を着実に上げていきたいと思います。
今回の訓練には、全自治会の約65パーセントにあたる165自治会が参加しました。
今回、訓練に参加した船場西地区連合自治会では、訓練開始の放送とサイレンが流れた後、役員が黄色いハンカチの有無で住民の安否を確認しました。
その後、集合場所の公園に集まり、避難経路を確認しながら避難所の小学校まで歩き、地区防災委員会に安否確認の報告を行いました。
船場西地区連合自治会の国塩(くにしお)会長は「今回の訓練は、平日にも関わらず約230人参加してもらい、正直驚いています。以前に住民アンケートを行った際も、防災への要望は多かったのですが、地域の防災意識が高まっているのを実感します。地域の安全は地域で守るという思いで、今後も毎年この訓練を続けていきたいと思っています」と話されていました。
箕面市では、今後、毎年1月17日に全市一斉総合防災訓練を行っていく予定です。
【黄色いハンカチ作戦】
・家族の無事を避難所に知らせる方法。
・家にいる家族全員が無事なら、玄関先に黄色いハンカチやタオルなどを掲げます。
・これを行うことで、安否確認がスピードアップし、救助が迅速に行えるようになるため、箕面市では市民のみなさんにご協力をお願いしています。
<モミジーヌも、これからも1月17日は訓練がんばるぞー!